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[Javascript 基礎概念] 式と戻り値
Javascriptに於ける式と戻り値について3分で解説する。
式
式は、コードの単位。単語1つでも式として成立し、式同士をつなげて新たな式を作ることもできる。式には必ず戻り値が存在する。
式は例えば...
document.querySelector("#hoge")
のような関数の実行だったり、或いは100
のようなただの数字や、1+1
のような数式、5===5
のような比較も、
function piyo() {
console.log("Hello")
}
のような関数の定義、let a = 1
のような変数の定義も式の一種である。式は;
によって区切られる。スペースや改行でも区切れる場合がある。
戻り値
式には必ず戻り値が存在する。
> let a = 1
< 1
> 1 + 1
< 2
> 100 == 100
< true
> document.querySelector("#hoge")
< <div id="hoge"></div>
> console.log("Hello")
< undefined
関数の実行に対する戻り値はreturn
によって定義することができる。
> function piyo() {
return "hello"
}
piyo()
< "hello"
インクリメント・デクリメント(++や--)の戻り値は、演算子(+や-)をどこに置くかによって変わる。
> let a = 1
a++
< 1
> let b = 1
++b
< 2
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