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AWS未経験だけど1か月でSAA-C03に合格しました

2024/11/25に公開

はじめに

先日AWS SAA-C03(以下SAA)を受験しで無事一発合格(810/1000点)することができました。
勉強に使用した参考書や学習スケジュールを記録として残しますので、これからSAAを受けようと思っている人や、勉強を始めている方の参考になれば幸いです。

意味がないかなとおもいつつスクショを張ります

私について

  • web系スタートアップ企業の一人エンジニア
  • 要件定義から実装、保守まで一気通貫。実際のコードを触るのは私だけ
  • 本番や開発環境諸々のサーバー構築&運用経験あり(現在進行形)
  • 但しクラウドは未経験

保有資格

  • 2024/07 基本情報
  • 2024/10 応用情報を受験して結果待ち(なのである程度の知識あり)

使用教材

udemyとping-tで勉強しました。

【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

https://www.udemy.com/course/aws-associate/?srsltid=AfmBOoq7gfzwCofEoNcLr_uAamCWh6Ux_smGLdo6xhUrirdfrnj9mhWI

【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

https://www.udemy.com/course/aws-knan/?srsltid=AfmBOord06pB8UB94mV7PP9yfTiisbH28fYXJ5s32pcEAC5mcRPCP3Ue&couponCode=ST20MT111124A

ping-t 最強WEB問題集

https://mondai.ping-t.com/g

学習スケジュール

平日は早起きして始業前に1.5時間程度、終業後ジムで自転車をこぎながら30分程度。
休日は全く勉強しない日もありましたが、平均すると3時間程度。
後は通勤時やお風呂にはいっているときなどスキマ時間を勉強に充てていました。

また、間違えた箇所や正解の選択肢ではないが知らないサービスなどはその都度メモしていたので、寝る前にそのメモ帳を毎日見返すようにしていました。

全体スケジュールは以下の通りです。

1週目:udemyの試験突破口座を一周
2週目:ping-tをはじめる
3週目:ping-tの問題をすべて解き終える
4週目:udemyの模擬講座をはじめる(全部終えることはできませんでした)

詳細は次に続きます。

1週目

udemyのアソシエイト試験突破講座をとりあえず全部見る。
まだちんぷんかんぷん&途中にある試験も50%ほどしか正解できていませんでしたが、試験範囲をざっと網羅することが目的なので気にせず進めました。
講師の方が早口でついていくのに精一杯で、0.75倍でみるなどしていました。

第2週

ping-tで問題をひたすら解きます。正答率は60%ほど。
正誤は最後にまとめてではなく一問毎にその場で確認し、間違えた問題や知らないサービスなどは都度メモしていました。
毎日30~60問解くようにしていたと思う。

第3週

ping-tの問題をすべて解き終えました。正答率は70%ほど。
ping-tの問題は本番より簡単と巷で聞いていたが、全然簡単じゃないんだけど…と思うなどしていました。

第4週

udemyの模擬試験講座を始めました。
模擬試験は全部で6回分あるのですが、この週の金曜日に試験を予約していたので、試験までに全部解き切りたいと思って、やや詰め込みで、5時に起きて6時~9時前まで勉強していました。
が、この模擬は本番よりも難しいので、知らないサービスがめちゃくちゃでてきて自信を無くし、また早起きによる寝不足で心の調子も悪かったので、試験直前にモチベーションが下がりまくって最悪でした。(すべて自分のせいです)

通勤の合間などはudemyのアソシエイト試験突破講座を耳で聞いていました。

どれくらい仕上げたか

最終的なping-tはこんなかんじです。

  • 未出題 0
  • ミス  14
  • ヒット 548
  • コンボ 193

模擬試験結果は以下のとおりでした。

  • 1回目 48/65(73%)
  • 2回目 41/65(63%)
  • 3回目 36/65(55%)
  • 4回目 41/65(63%)
  • 5回目 35/65(53%)
  • 6回目 27/65(問題を解くことがめちゃくちゃ嫌になって途中でやめました)

模擬試験は本当に意味わからなすぎて自信なくすのですが、とても勉強になるのでおすすめです。

試験当日

私はテストセンターで受験しました。
なお、申し込んだ後に自宅でも受験できることをしったのですが、自宅受験は不正防止のための準備がいろいろと面倒くさいらしいので、テストセンターで受けることをお勧めします。

これはテストセンターによるかもしれないのですが、本人確認書類を2点用意しなければならず、免許証しかもっていなかったので焦りました(クレジットカードも認められるようなのでなんとかなりました)。

当日の手応え

とりあえず65問全てを解き終わった段階で70分ほど余っていました。フラグを付けた問題は26/65でした。
フラグを付けた問題から先に見直し、2~3問ほど別の選択肢に変え、そのあとフラグがついていない問題を見返していました。全部見直しすることはできなかったと思う。

「SAA-C03は以前(C02や01?)に比べて長文で、難易度も上がっている」みたいな噂を聞いていたのでビビりちらかしていたのですが、模擬試験でメンタルやられていた身としては 思っていたより難しくないな というのが正直な感想でした。

試験結果(810/1000)

私は朝9:30に受験したのですが、夜10時ごろにPCで確認したところ結果がでていました。
夜10時の段階でメールは届いていなかったのですが、待ちきれずPCでログインしたら結果が表示されていました。
なおメールは翌日明け方4時ごろに届いていました。

これから試験を迎える方へ

自分なりのコツというか、問題を解くときにこういう風に頭を動かしていました、ということをお伝えします。

とにかく集中力との闘い

応用情報の勉強で長文には慣れていましたが、AWSの長文はただ長いというよりも英文を和訳しているからだと思いますが、独特の読みづらさがあります。
後半は文字を読んでいるのに頭を滑っていく感じで、全然頭に入ってきません。
udemy模擬試験はその独特の読みづらさも再現されているので、ある程度慣れておくことができると思います。

なお、ほかの方の記事を見るとちんぷんかんぷんな和訳がでるので英語を見たほうがいいとおっしゃっている方もいますが、私は和訳のみで(独特の読みづらさがあることはもちろんですが)理解できました。

連想ゲームであたりをつける

問題文にちりばめられたキーワードから、ある程度正解となりそうなサービスを予測していました。

例えば

  • リアルタイム、ストリーミング → Amazon Kinesis Data Streams
  • S3、クエリで分析 → Amazon Athena
  • 暗号化、運用コスト最小限 → AWS KMS

みたいな感じです。

これは問題をひたすら解くことによって自然と鍛えられると思いますが、間違えた時などに自分が問題文中のどのキーワードを見逃して間違えたのか、逆にどのキーワードをもって正解と判断しているのか、という視点をもって振り返りメモしておくことで、似たような問題が出てきたときの対策になると思います。

過去問からそっくりそのままででくる、ということは多分なさそうなので、同じ問題をひたすら解いて答えを自然と覚えてしまうのは無駄に模擬問題を消費してしまっておそらくもったいないやり方だと思います。
ひとつひとつ解説を読んでゆっくりでもいいので理解を深めることをお勧めします。

サービス構成図を頭に描く

とにかく集中力との闘い、と重なる部分もありますが、本当に文章が頭に入ってこないのです。
でてくるワード(単一AZ、複数のサブネット…等)からサービス構成図を頭に描いて、ここが問題になりそうだな、というところを問題を読んでいる最中にアタリをつけておくといいと思います。

なおサービス構成図とはこういう感じのやつです。

https://aws.amazon.com/jp/builders-flash/202204/way-to-draw-architecture/

また、文中に「単一」というワードがでてきたら大体そこが問われるので、わりとサービス問題です。

知らないサービスがでてきても焦らない

どれだけ勉強しても初見のサービス名が当日必ず出てくると思います。そういうものです。もはやあきらめです。
で、そういった場合は他の選択肢を見て「問いからしてこのサービスはおそらく違うな」という判断ができる程度までそれ以外のサービスの理解を深めていた方がいいと思います。

また、ping-tでは知らないサービスをなんとなく選択して「そのようなサービスはありません」でフツーに間違えるのでですが、udemy模擬試験では知らないサービスをなんとなく選択してそれが正解であることが多かったです。

この2種類の教材を解くことで、知らないサービスが正解だったとしても「なんか正解っぽいにおい」をかぎ分けることがなんとなくできたと思います。論理的思考ゼロすぎて書くことがちょっと恥ずかしいんですが、マジなのです。

おわりに

次はSAP頑張ります。

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