思考のログを残しておくと色々捗ることに気づいた1年間だった話
こんにちは。めぐろ付近の会社で働いているエンジニアです。
この記事は「 めぐろ LT のアドベントカレンダー 」の 12 日目の記事です。
以前は LT に参加/登壇させていただきました。お世話になっております!
表題の通り、この 1 年で学んだことを共有したいと思います。
昔にやったこと覚えていますか?
皆さんは、以前開発したアプリケーションや、ツールのデプロイ方法や、使用方法を忘れたことはありますでしょうか?
個人開発等で、一度デプロイものを数ヶ月後に開発を再開しようとした時にデプロイ方法を忘れてしまいにっちもさっちもいかなくなった経験があると思います。そして、作り直すという結論に至り、めんどくさくなって放置して、存在を忘れ去ってしまうこともままあることだろうと思います。
さらに作り直す際に、似たようなリポジトリ名で作成してしまい、どれが最新のものかがわからなくなることも少なくないと思います。
特に私はそのような経験が多々あり、GitHub には残骸のようなリポジトリが大量に存在しています。独断と偏見ですがこういった経験は多くの人に共通のものであると感じます。
最近、このような問題に直面することが減ってきたのでその解決策のヒントになることを備忘録として残したいと思います。
思考のログを取る
と言うことで前述の問題を解決する手段として、思考のログを残すことを推したいと思います。
思考のログを残しておくことで、後で何を考え、何を行い、何ができたかを簡単に思い出すことができます。
ログを取る方法は自由ですが、とにかく考えたことやったことを記録しておけるようにできるだけ手軽な方法を取ります。私は作業ディレクトリにメモ用のマークダウンを作成しています。
次のような内容を記録しておくことがおすすめです。
- やりたいこと
- 考えたことと、それを踏まえてやったこと
- 現在取り組んでいること
- やりたいことを実現するためのコードスニペット
- やらないと決めたこと
作業中は常にこのマークダウンを開いておき、上記のものを全て書き留めておきます。
特に 5 番のものが重要だと考えていて、やらないことを理由とともに書き留めておくことで後から作業するときに、思考の再生産を防ぐことができ、無駄な時間を減らすことができます。(2 回目の実現不可能な天才的な閃きについて考えるほど無駄なものはないと思います)
文字に起こしておくことで振り返りが容易になり、思い出すことのコストを減らすことや、作業中の迷いを減らすことも期待できます。
また、何を考え、何を試したかが明確になっていると、やったことの記事化のコストも減らすことができ、技術系記事を量産できる可能性があります。しかし、清書まで持っていくには結構な熱量が必要なので下書きが量産されるだけになる可能性もあります。
まとめ
思考のログを記録しておくことで、時間が経過した後でも効率的にやったこと等を思い出しやすくしたり、作業のスイッチコストを減らすことに繋がると思います。
個人開発だけでなく普段の業務でも活かせる内容になっているのでぜひ同じような悩みがある方は実践してみてはいかがでしょうか。
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