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13冊目 プレイングマネジャー必須スキル 部下が勝手に活躍する魔法の質問 育成する原理・視点・行動がわかる
概要
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | プレイングマネジャー必須スキル 部下が勝手に活躍する魔法の質問 育成する原理・視点・行動がわかる |
発表年 | 2023 |
読んだ日 | 2023/10/30 |
お勧め度 | ⭐️⭐️⭐️ |
読んだ理由
- 仕事で人が増えるかもしれない機運が高まったため、メンバーコミュニケーション向けの本を読みたいと思った
- 若手とハイパフォーマーでの接し方の違いを学びたい。
狙い
- メンバーとのコミュニケーション力を上げる
- 若手への言い方とハイパフォーマーへの言い方を意識して分けられるような思考を身につける。
実践
- 1on1で毎回自己開示する。
→ 接触回数を頻度は1on1の設定で確保し、毎回の自己開示で関係性を向上させていく狙い。 - 成果を出すための行動を阻害する要因がある場合、その行動をしない将来のリスクを一緒に考える。
→ 苦手だからしない。場合の、ずっと苦手だとどうなるか?克服すると何が待っているかを考えて踏み出してもらう。
刺さった言葉たち
お互いの関係性は接触頻度×自己開示の深さで決まります。
頻度は1on1で確保しつつ、自己開示は意識しないとやらなかったりするので、これは毎回意識する。
ポジティブアプローチとは、本当はどうなったらいいのか、という未来を描いて、
そうなるためには今どうしたらよいのか、という現状を変えていくアプローチです。
会話する際、できていないことにフォーカスして改善をしようとするが、
できていることに焦点を当てつつ、さらに良い未来のためにという言い方で伝えていく。
これはめっちゃ応用が効く気がする。ネガティブな言い方ではなく、ポジティブかつさらに良くするためにって言い方されると悪い気にならなさそう。
「なんでいつもミスするんだ」と責めるのではなく、
「どのように仕事を進めていけばいいと思う?」
「この仕事が時間どおりにできたら、どんないいことがある?」と、
望ましいゴールがイメージできるように質問していきます。
「なんでできないんだ」「できていないからそこを正せ」と怒りの感情をぶつけられると、
言われたほうはやる気がなくなって、嫌になってしまいます。
だからこそ、「本当はどうなったらいいのか」ということを踏まえて、部下の強みやできていることを理解し、
その状態が実現できるように、上司としてサポートしていくことが必要です。
ポジティブアプローチの詳細。
この例がそのまま活用できると思う。やっていこう。
メンバーが勝手に育つ魔法の質問
【質問1】このチームでどんな活躍がしたい?
将来どうなりたい?と聞くより、チーム(プロジェクト・組織)の中でどんな活躍がしたい?と聞くとイメージが膨らむ。
【質問2】どんな手順で進めていけばいい?
SMART(Specific/Measurable/Archievable/Result-oriented/Time-Bound)を意識し、
成果を出すためにどういう手順でやるか?を確認する。
【質問3】実行するには、どんな知識とスキルが必要?
既にある自分の力で達成できるのか、存在しない場合はどうやって獲得していくのか?誰の力を借りるのか?などを考える。
【質問4】行動するとしたら何がひっかかる?
阻害要因があるはずなので、それを取り除くための動き方をする質問。
ただしその要因に対して行動をしないという選択肢をとる場合もある。
その際は、「行動をしないとどんなデメリットがその人の未来にあるか?」を考えたり、
いきなり全部ではなく、「小さな成功体験を積んで」前進してもらったりするのが良い。
【質問5】継続的に行動するには、どうしたらよい?
終わった後、目的を確認→手順の分解→フィードバックをすることで、継続した成果創出の動き方が作れる。
こうなりたいという理想の状態は、自分だけが行動すれば実現するのでしょうか?
自分だけの力で6つの視点すべてに関し、レベルアップしていくことができるでしょうか?
自分がひとりで考えて出したアイデアには限界があります。
チームメンバーの強みを生かして協力してもらうほうが、成果につながる可能性は断然高くなります。
この視点を全員が持てれば最高のチームになると思う。
これを目指したい!
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