WebAR/VR開発プラットフォーム、Wonderland Engineを触ってみた
Wonderland Engine
Wonderland Engineとは
WebAR, WebVRの開発用プラットフォーム。
2019年頃から開発されていたようです。
環境構築が不要で、簡単にWebAR/VRアプリの開発ができるらしい。
さらにWebAssemblyとWebGL2により高いVRパフォーマンスが実現されているようです。
基本無料で利用することができます!
Quick Start
まずはアカウントを作成して、ソフトのダウンロード
起動できたらログインし、新規プロジェクトの作成。
最初なのでDefault Sceneにしてみる。
これは、、Unityかな?
不要なオブジェクトを削除して、好きな3Dモデルを置いてみる。
Unityを少し触ったことがあるのでなんとなくわかる!
左下のAsset Browserにassetsディレクトリを作り、その中に3Dモデルを入れる。
(推奨ディレクトリ構成はこちら)
そして3DモデルをScene Viewにドラッグすると、、!
(各ウィンドウにピンクで名前がついてるから分かりやすい)
自作の3Dモデルなので作り方が悪いのか、
左側のScene Outlineで3Dモデルのパーツがバラバラになっている、、
右クリックから新規オブジェクトを追加できるのでMeshを追加し、(後で思ったけどEmptyの方がいいかも)
その中に全パーツを入れることでスッキリした
上の緑の再生ボタンを押すとブラウザで表示を確認できる。
また変更を加えた場合は一番左のトンカチマークをクリックでブラウザに最新の内容が反映される。
かんたん!
ARをGithub Pagesにあげてみる
一通りわかったのでARを作ってGithub Pagesにあげてみる。
こんな感じで置いてみた。
今回はBlenderでアニメーションをつけたahiru
を動かしてみる!
右側のPropertiesにUnityで見慣れた「Add Component」がある。
なんとここにanimationが!!
どれどれ。なんか上手く名前が出てないけど、それっぽいのがある。
palyCountはとりあえず10にしてみる。
おおおお!!うごいたああああ!!
Github Pagesにあげてみる
ここからプロジェクトのファイルが確認できる。
この中身をとりあえず丸ごとGithubにあげてGithub Pagesで公開してみる。
DEMO: https://raihara3.github.io/wonderland-engine-demo/deploy/
iPhoneで見てみたら、safari, chrome共に真っ暗...😇
Androidのchromeでは見れました!
平面認識は対応しておらず、宙に浮く。
そしてahiruのアニメーションは動いてなかった。
ただ、確かに読み込みは早かった。
あと壁の認識はしていて、タップすると紫のボックスが生成されるギミックが隠れてた!
思ったこと
- それなりの頻度で強制終了する(MacOS 11.6 M1)
- ARはChrome for Androidでしか見れないかも?
- 構築した製品から収益を上げたら、収益の10%のロイヤルティが必要になる
- 最初のローディング時にWonderland ENGINEのロゴが入る(有料のプランでは消せるのかな?)
- 3Dモデルの色味はライティングでもう少しどうにかなるのかも
- プログラミングができなくても秒でVRやARを作って試せる ←これ!
まだ触ってない機能がたくさんあるから一概には言えないですが、
ここまで触った感想として
不具合がいくつかありそうだけど、
プログラミングなしで、手元で楽しむ程度ならかなり楽で良さそうでした!
おしまい
Discussion
(Google翻訳の使用)
これは素晴らしい記事です!ワンダーランドエンジンをお試しいただきありがとうございます。
SafariはWebXRをサポートしていません。 iOS上のChromeは、その下にあるSafariWebViewです。
MacOSの改善とバグ修正があります!
Thanks for your comment!
It's a handy tool, easy to navigate and understand!
I would like to make something else.
I see that iOS is not yet supported.
Chrome on Android does not seem to recognize the plane, but hist-test, etc. using the WebXR Devices API is not supported?👀