Open2
QGIS×Segment Anything Model (SAM) 関連

Geo-SAMプラグインを使う環境をcondaで構築する方法
公式のドキュメントではpipを用いてGeo-SAMプラグインが動く環境を構築しているので、condaを用いて環境を構築する方法のメモ。
Ubuntuなどでcondaを用いてQGISをインストールしている人向け?
例としてgeo-sam
という環境を作成
$ conda create -n geo-sam python=3
$ conda activate geo-sam
ダウンロードや依存関係の解決を高速で行いたいので、mambaをインストール
(ここは人の好み)
$ conda install -c conda-forge mamba
PyTorchやTorchGeo、QGIS、segment-anythingといった必要なライブラリをインストール
$ mamba install -c conda-forge -c pytorch pytorch torchvision torchgeo qgis
$ mamba install -c conda-forge pandas
$ mamba install -c conda-forge segment-anything
あとは、Geo-SAM公式ドキュメントと同じようにGeo-SAMプラグインなどをGitHubリポジトリからダウンロードし、アクティベートすると使えるようになる。
PCに搭載しているGPUを用いて特徴量の作成を行いたい場合は、PyTorch公式のドキュメントの方法を用いてPyTorch関連のライブラリをインストールする。
Torchgeoの依存関係から、PyTorch v1.13.0未満でないと動かない可能性がある。
GPU搭載のPCがないけど、GPUを用いて特徴量の作成を行いたい場合はGeo-SAM公式ドキュメントにあるようにGoogle Colaboratoryを用いることで実現できる。