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第19回言語処理若手シンポジウム (YANS2024) 参加報告
第19回言語処理若手シンポジウム (YANS) @ 大阪 に参加しました!
YANSとは
少し形式的な説明を。YANSは言語処理学会の若手支援事業のひとつとして開催されている年次のシンポジウムです。自然言語処理、計算言語学とその関連分野の若手研究者・技術者が多く集まり、非常に活気がある場となっています。
ポスター発表
一般発表の形式はポスターです。YANS2024では2日間にわたって185件 (多い!) の発表が行われました。
およそ40件ずつ並列で実施されるポスター発表。それをスポンサーブースがぐるりと囲みます
私の発表はこちらです。
[S2-P32] 社会的価値観の融和を誘導する対話システムの開発
小林 涼太郎 (東大), 高柳 剛弘 (東大), 鈴木 雅弘 (東大), 小倉 有紀子 (北大), 坂地 泰紀 (北大)
対話型生成AIとのコミュニケーションを通じた人の意見変容を題材として、社会心理学領域の実験系を用いて行っているIn Progressの研究です。私自身の専門は対話システムではないのですが、対話システムが専門の方にも多くのフィードバックをいただき、大変ありがたかったです。
その他のプログラム (YANSは良いぞ!)
YANSではポスター発表のほか、ハッカソンやラウンドテーブルといった参加者同士の交流の機会が多く提供されています。
YANS委員の方々のきめ細かなサポートもあり、フレンドリーな雰囲気で多くの方々と新たに知り合うことができました。おわりに
YANSは自然言語処理 (NLP) やその関連分野で現在行われている研究を幅広く知り、NLPコミュニティの仲間を増やすのにうってつけの場であると思います。私自身、2日間という短い会期中に大量の発表を聞き、多くの方々と知り合い、とても有意義な時間を過ごすことができました。このような機会を準備してくださったYANS委員の皆様に御礼申し上げます。
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