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el-getでmagitを使うためにtexinfoをインストールする

2023/07/16に公開

EmacsでもGit操作したい!ということでmagitを導入しようとしていたんですがハマったのでメモです。

環境

WSL2で実行しているUbuntu 20.04.1です。
EmacsはCUI版で使用しています。

経緯

自分はel-getを使っているので、以下のようにinit.elに書いています。

(el-get-bundle magit)

Emacsを再起動するとel-getによりmagitのインストールが走り、つぎのようなmakeのログが表示されました。

make[1]: Entering directory '/home/mutax/dotfiles/.emacs.d/lisp/magit/docs'
Generating magit.info
make[1]: makeinfo: Command not found
make[1]: *** [Makefile:19: magit.info] Error 127
make[1]: Leaving directory '/home/mutax/dotfiles/.emacs.d/lisp/magit/docs'

makeinfoコマンドがないためにmakeでコケているみたいです。

Texinfo で書かれたドキュメントを他のさまざまなフォーマットに変換します : Emacs またはスタンドアロンの GNU Info でオンラインに読むのに 適している Info ファイル (デフォルトではこれになります)、プレーンテキスト (--no-headers を使用したとき)、あるいは HTML (--html を使用したとき) です。
makeinfo - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

調べたら、他にもfly-checkの導入時に似たような理由でコケている人がいました。

Emacsのfly-checkをel-getでインストールする場合に必要なmakeinfoをインストールする

記事によるとmakeinfoはtexinfoをインストールすることで、使用できるみたいなのでtexinfoをインストールします。

$ sudo apt -y install texinfo
$ makeinfo --version
texi2any (GNU texinfo) 6.7

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参考にした記事ではapt-getで入れると古いバージョンのmakeinfoが入ってしまうとなっていましたが、2023年7月時点ではversion 6.7が入ってくれました。
Emacsを起動すると無事magitが使用できました。

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