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AWS ソリューションアーキテクト アソシエイトに合格した

2023/05/20に公開

はじめに

タイトル通りです。先週、AWS SAAに合格をかましてきたので、せっかくなので合格体験記を書こうと思います。

筆者について

非Web型のITエンジニアです。今年で多分9年目になります。工業製品に載せるソフトウェアを使っているので組み込みエンジニアを名乗ることが多いですが、Windows搭載機なので組み込みっぽいことはあまりやりません。
クラウド経験はゼロで、実務、趣味共に経験はありません。(レンタルサーバーを借りてWEBアプリを公開したくらい?)

経緯

今年の3月終わりに、AWS CLFを取得して、勢いで取りました。もともとは、勤務先の昇格要件にあった情報処理資格の受験後に暇になったところ、「基礎レベルなら、ちゃんと勉強すれば取れるかな?」とやってみたのが始まりです。

勤務先はもともと情報処理の資格しか推奨していなかったのですが、最近の制度変更でクラウド型資格の推奨や報奨金制度の制定などがあり、CLFに続いて受験しました。
4月の中頃から勉強を始め、5月のはじめに試験を受けたので、準備期間はだいたい3週間位です。

試験対策

試験対策は模擬試験とドキュメントリードのサイクルを回しました。

模擬試験

Udemyの模擬試験を購入し利用しました。
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

この方の模擬試験はCLF受験の時にも利用したのですが、かなり良かったです。正直この講座のおかげで合格したと言っても過言ではありません。

良かった点① 問題形式が本試験に近い

AWSの認定試験は情報処理の試験と違い過去問を参照できないので、本試験問題に似通った問題を解くのはかなり難しいのですが、この模擬試験は問題文や選択肢、考え方などかなり本試験に近かったです。
本試験に似た問題の演習は、本試験の演習として申し分ないのはもちろん、初見で本試験に臨むと面食らってしまうので、事前に慣れることができたのはかなり良かったです。

良かった点② 解説が手厚い

模擬試験では、解答を完了すると自動採点され、全ての問題で詳細な解説を見れます。各解答には関連するAWS サービスの説明がなされ、公式ドキュメントのリンクもあります。

良くなかった点①

これはおそらくUdemyのシステム上の問題だと思いますが、模擬試験1回分(65問)を完答するまで、個々の問題の解説が見れません
そのため、勉強しはじめの何もわからない時期は、わからない問題65問をとりあえず解かなければならず、モチベーションの維持が大変でした。
人間はだいたいわかるけどちょっとわからないくらいが一番楽しく取り組める(要出典)。 ので、各模擬試験の初回はかなり大変でした。(主にやる気が)

はじめの一回は無回答で試験を完了して、解説を通して読む、公式ドキュメント等で知識をしっかり詰め込んでから挑戦する、などの工夫をするのがいいです。

ドキュメントリーディング

模擬試験でわからなかった単語、繰り返し間違えたサービスの内容などについては深掘りし、いくつかは個人ブログに書きながらのメモを書きました。
書きなぐりでも、ドキュメントで読んだものを文章にまとめるとインプットを消化できて、かなり理解が深まる感覚がありました。
あちこちでさんざんいわれていることですが、アウトプットおすすめです。

また、サービスの内容を調べるにあたって、なるべく公式ドキュメントを見るようにしましたが、わかりにくい場合は企業ブログや、Zenn、Qiitaで概要を掴むのもおすすめです。 特にクラスメソッドさんの記事にはお世話になりました。

良く出るなと感じたポイント

模擬試験を解いていて自分が「よく出るな」と感じたポイントを羅列します。

  • VCPのセキュリティ。プライベートサブネットのインスタンスを守るにはどうするか? NATゲートウェイ、踏み台サーバーを置く、など。
  • S3への安全な接続。VPCエンドポイントを使ってインターネットを介さずにアクセスする。
  • ルーティング。Route53。位置情報ルーティング、地理的近接性ルーティングの違い。フェイルオーバルーティング、(アクティブ/アクティブ)(アクティブ/パッシブ)の違い。
  • DBの高速化。リードレプリカの設置、キャッシュの配置(ElasticasheやDynamoDB DAXなど、DBに応じて)、インスタンスタイプを大きいものに帰る。
  • AWS SQSとLambdaを使った分散システム。
  • IAMポリシーとSCPが両方設定された場合どうなる?
  • リアルタイムなストリーミングデータの処理の仕方。Amazon Kinesis Data StreamsとAmazon Kinesis Data Firehoseの違い。
  • S3について。データの暗号化、データ分析の仕方。

おわり・感想

あまり長い期間試験準備に取れなかったので、試験結果がわかるまではドキドキでした。
AWS CLFと違って、試験後すぐに受験結果がわかるわけではなく、結果が通知されるまで1日くらいまちました。
今回、ハンズオンでAWSを操作していないので、AWS提供のハンズオンの実践的チュートリアルを試すなどして、実践的な知識もつけていきたいですね~。

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