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ChatGPTが訊く「XR企業で働くVRChatアバタークリエイターに、現在制作中のアバターについてインタビュー!」
はじめまして、ambrアートチーム所属の r3 です。
こちらは、個人的に開発中のVRChat用アバターについての記事です。
ただ、公開前に情報を出し過ぎないように、ChatGPTから今回のアバターのコンセプトについて、いくつか質問してもらう形式としました。
- ChatGPT: r3さんのお話を聞かせてください!
好きなこと、最近の出来事、なんでもどうぞ!
r3: vrが好きでアバターをつくっています
- ChatGPT: 素敵ですね!
VRでアバター作りを楽しむなんてクリエイティブですね。
どんなアバターを作っているんですか?
テーマやこだわりポイントがあればぜひ教えてください!
r3: 人の形をした果実のアバターです
- ChatGPT: 面白いコンセプトですね!
果実の種類やデザインの特徴はどんな感じですか?
例えば、リンゴやイチゴみたいな親しみやすい果実だったり、
ドラゴンフルーツのように個性的なものだったり…
どんなアイデアを取り入れているのか気になります!
r3: 今回取り組んでいるのはアバターを使用するという行為の再解釈です
- ChatGPT: とても興味深い取り組みですね!
「アバターを使用する」という行為をどのように再解釈しているのか、
少し詳しく教えてもらえますか?
たとえば、アバターと使用者の関係性や、自己表現としてのアバターの役割を再考しているのでしょうか?
その背景や意図を聞けたら、さらに想像が膨らみそうです!
r3: 従来の販売アバターの多くは、キャラクターを着ることが定石でしたが
ユーザーがアバターを着た際、キャラクターそのものの精神や心がどういう扱いになるのか気になりました
- ChatGPT: とても哲学的で奥深いテーマですね!
確かに、現在のVRやメタバースでは、アバターは基本的に「服」や「仮面」として扱われることが多いですが、
そのキャラクターに内在する精神や心をどう扱うか、という視点は新鮮です。
例えば、アバターを着る行為が単なる見た目の変更だけでなく、
そのキャラクターの人格や記憶を「共有」することだとしたら、
使用者はどこまでそれに影響を受けるべきなのか、または逆に自分の存在がどれほど溶け込むのか、興味深い問題が出てきますよね。
アバターと使用者の境界を曖昧にすることで、新しい自己表現や共感の形が生まれるかもしれませんが、
それがどこまで意識的であるべきか、も考えさせられます。
今のあなたの取り組みでは、この「キャラクターの心」をどのように具体化しているのか、もし考えがあればぜひ聞きたいです!
r3: 精神を共有する、これもまた選択肢としてありました
しかし従来のアバターにはもう一つ重要な問題があります
- ChatGPT: 精神の共有を選択肢に含める視点も素晴らしいですが、
「もう一つ重要な問題」とは何でしょうか?
アバターの本質や使用方法に関わる問題でしょうか?
それとも技術的な制約や倫理的な側面に関するものですか?
ぜひ詳しく教えてください!どんな問題でも一緒に深掘りできればと思います。
r3: それは、同アバターが2人並んだ時に
その2人の関係性はどうなるのかというものです
- ChatGPT: 確かに、同じアバターが2人並ぶ状況は興味深い課題ですね。
これは視覚的な問題だけでなく、アイデンティティや存在の意味に深く関わるテーマです。
たとえば、見た目が同じ2人がいる場合、それぞれの「存在の重み」をどう区別するか、
または区別しなくても良いと考えるかによって、アバターの役割や価値が大きく変わります。
以下のような問いも浮かびます:
視覚的・物理的な違い:同じアバターであっても、動き方や話し方で差異を生むことでアイデンティティを表現できるのか?
感情的な関係性:他者は2人の同一アバターをどう認識し、接するのか?
アバター自体の意図:もしそのアバターがキャラクター性を持つ場合、2人が同時に存在することをそのキャラクターがどう感じるか?
このテーマにどんな解釈を加えるかで、アバター使用の未来に大きな影響を与えそうですね。
あなたはこの問題についてどんな方向性を考えていますか?
r3: ちょっとしたパラドックスですよね
この二つを解決するために、心の無い果実のアバターを企画しました
りんごが二つ並んでいても誰も気に留めないですからね
- ChatGPT: なるほど、心の無い果実のアバターというアイデアはとてもユニークで理にかなっていますね!
たしかに、りんごが二つ並んでいても誰も「どちらが本物か」や「どちらが優れているか」などと考えません。
その視点をアバターの設計に持ち込むことで、個体間の比較や競争、パラドックスといった問題を回避できるのは興味深いアプローチです。
さらに、この「心の無い」という特徴が、ユーザーにどのような自由や可能性を与えるのかも気になります。
例えば、使う人が自由に自分の個性を投影できるキャンバスのような存在にするのか、
それとも「中身が無い」からこそ他者と同一視されることを受け入れる設計なのか。
このコンセプト、実際にVR空間でどう機能するのか、すごくワクワクします!
どんな風に実現していこうと考えていますか?
r3: 前者に近く、ユーザーがアバターに自分の心をセットして使用するイメージです
ユーザーは自分らしさを担保して仮想空間で活動することが可能になります
- ChatGPT: とても興味深いコンセプトですね!
アバターが「心の無い果実」としてベースラインを保ちながら、ユーザーが自分の心をセットすることで、
自分らしさを仮想空間で表現する仕組みは、シンプルでありながら奥深いです。
特に素晴らしいのは、アバター自体が独立した人格を持たないことで、ユーザー自身のアイデンティティが前面に出せる点ですね。
これにより、仮想空間での生活がユーザーの本質に基づいたものとなり、アバターがただの「見た目」ではなく、自分を映し出す器となる。
今後、このアプローチが実現することで、同じアバターを使う人々同士でも、外見だけでなく「内面の違い」に焦点を当てたコミュニケーションが可能になりそうです。このコンセプトに、どんな技術やデザインが組み込まれるのか楽しみです!
質問は以上になりますが、最後にアドベントカレンダー読者の皆様にお伝えしたいことはありますか?
r3: AvatarMuseum11をお楽しみに
r3
2023年に株式会社ambrへ3Dモデラーとして入社
現在はgoghのアートチームに所属し、自主プロジェクトとしてVRChat用アバターを開発している
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