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自分の特性を改めて考えてみる

2023/12/03に公開

この記事はBBSakuraNetworksアドベントカレンダー2023の3日目の記事です。

皆さんこんにちは。rkumakuraと言います。
昨年、会社のアドベントカレンダー18日目を担当しましたが、今年も担当になりましたのでよろしくお願いします。

本日は昨年の記事とは異なり、エンジニアのキャリアを考える上で材料となりそうな小ネタを、自身の体験を通してご紹介できればと思います。

自分の特性とは?

私は今年ちょうど40歳になりました。(おっさんです)会社ではモバイルコアエンジニアとして業務に携わっていますが、業界の特性上、新しい技術が増えるし、現に仕事面でも必要な情報が増加し複雑化されていると感じています。そのため目標を立て、その中には自分では得意ではないけどチャレンジングな内容を盛り込んだりもしています。

一方、それらが自分の強みや特性に合ってるのか、そもそも今の自分にはどんな特性が潜んでいるのかが気になっていました。

とあるテーマパークをV字回復させた人の話

たまたまこちらの動画が目にとまり何げなく見ていたのですが、出演されている経営者の方があるテーマパークをV字回復させた有名な方でした。

動画の主旨はキャリアに対してどう向き合っていくか、その人が先生役で、生徒役の出演者へ自身の体験談で得た経験を伝えたり、出演者からの悩みに対して回答していく内容でした。

その中で弱みが強みになった事例を見たことないという言葉や、自分の特性を活かして自身の仕事のやり方を変えて成功した話をされており、自分の特性が重要だよというメッセージがありました。

特性を発掘する

ではどのように自分の特性を発掘すれば良いか?その経営者の方は以下のような方法で実施していました。

  1. 3つにカテゴライズする
  2. 自分が好むことをカテゴリ別に分類する

1についてはT(Thinking)/C(Communication)/L(Leadership)の3つのカテゴリに分けます。
次に2の自分が好むことですが、ここが注意ポイントで、名詞ではなく動詞で好きなことを文書化します。

例えば、漫画(名詞)が好きではなく、漫画のストーリーを深堀していく(動詞)のが好きとすることで、自分がどんな理由でどういう考え方をするのか、どんな場面で心がどのように動くのかが言語化することができます。

上記の方法で最低50個、できれば100個挙げて、付箋などを使ってペタペタカテゴリ別に分けていきます。中にはカテゴリに分けるのが難しい内容もあると思いますが、まあそこは無理やりしていきましょう。そうすることで自分の特性の傾向が探れると思います。

実際にやってみた

実際に私がやってみたので1つの事例としてご紹介できればと思います。

私の場合は付箋を使って50個作成し、T/C/Lに分類してみました。以下が結果となります。

  • T(Thinking):42
  • C(Communication):6
  • L(Leadership):2

自分をさらけ出すようで恥ずかしいですが、画像のようにどんどんアウトプットしていきます。
結果、だいたい8割がTになりました...(エンジニアはTになりやすいかも)

もう一歩深堀る

動画の中では分類まででその後どう深堀っていくかは語られていません。ここからは自分が実施した内容を記載していきます。


雑なメモ

自分の場合、複数の付箋の内容から共通項を抽出したり、抽象化作業をして整理していきました。
そこで見えてきた事は、物事に対してその本質は何か?(それが何を言いたいのか?)を探ることを好むとわかりました。

上記はよりロジカルな動きですが、反対に自身の全感覚を解放するような動き(すみません、私の語彙力では伝えづらいですが)、五感を全て利用し、あくまで受動的に感覚のみで物事へアプローチするのが好みらしいです。
(例:ただっぴろい空間に体を放り投げて、空の色や草の匂いを嗅いでぼーっとするのが好き)

その他にも全体像、背景、目的を明確にするのが好きだったりと、自分にどんな特性があるかある程度知ることができました。

おわりに

自分は年齢や今置かれている状況がきっかけで調べたいと思いましたが、今回の自分の特性を知ることは若手のエンジニアが自身の強みになる面を発掘できたり、自身が貢献できるか業務マッチング(好きこそものの上手なれ)に使えそうだなと考えています。
中堅エンジニアに対しても立場が変わったり、新しい業務に立ち向かう場面でどう動くかのヒントになりそうです。

逆に自分の苦手面を理解することで、誰かに助けを求めやすくなったり、意識的に苦手なんだと理解していれば、精神的にも少し負担軽減になり別方法を模索できるなど、アクティブな動きができそうと感じました。

またこれらのことはエンジニア以外の人にも有用だなと思います。

これを実施するだけで全ての悩みが解決するような便利ツールではないですが、アウトプットすることで別の何かに使えたりしそうなので、今回見つけた自分の特性は覚えておこうと思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。よろしかったら2023年アドベントカレンダーの他の記事も覗いてみてください。

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