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Tencent Cloudで静的なWebページ公開(サーバレス)
やりたいこと
AWSでよくある、CloudFront + S3 を、Tencent Cloudで構築する。
Tencent Cloudでは、CDN + Cloud Object Storage(COS) の構成になる。
手順
Tencent Cloudは、中国リージョンとそれ以外で機能や設定に違いがある。
ここでは、東京リージョンで構築する。
COS(Cloud Object Storage)設定
Webファイルを置く、COSを構築する
COSページでBucketを作成
Region :Tokyo で、 Name はわかりやすい名前を付ける。
(AWSと違って、ユーザに割り振られたIDが末尾につくので適当な名前でも他の人に被ることはなさそう)
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Server-side Encryptionは、保存データを暗号化したい場合に入れる
確認画面で、 createボタン で構築
COSバケット生成完了
Web用の設定を有効にする
作成したバケットに入って、Static Websiteを変更
この設定でドメインにアクセスした際に"○○ドメイン/index.html"を表示する
➁は"SPA"のWebを見る際に設定(普通のWebでは不要)
CDN
ユーザ配信の"口"となるCDNを構築する
項目設定
画像につけた番号 | 項目 | 値 |
---|---|---|
1 | Region | Outside the Chinese mainland を選択(これ以外は”中国”を含むため特別な設定が必要) |
2 | Acceleration DomainName | (自分が取得した、Webページ用のドメインを入力) |
3 | Acceleration Type | Web Page file download を選択 |
4 | Origin Type | Tencent Cloud COS Origin を選択 |
5 | Origin-pull Protocol | HTTPS を選択 |
6 | Origin address | (紐づけたいCOS) |
その他は、デフォルトで作成する。
"URLの紐づけが必要"エラー対応
エラー内容の通りDNSでCNAMEを設定する => "Complete"ボタンを押す
DNS設定例↓
設定完了
SSL設定
SSLを紐づけるURLを選んで、マネージドSSLを開く↓
「OK」↓
1.登録ドメインを入力
2.代表のmailを入れる
「Confirm application」↓
構築完了! "紐づけが必要"エラー対応
エラー内容の通りDNSでCNAMEを設定する
少し待ってリロードすれば完了
元のページに戻って、作成したSSLを選択する
作業完了
バケットに空のindex.htmlを置いて、URLで表示できるか確認する
アクセスの際は/index.htmlまで、入力する必要がある
終わり
構築に関しては、比較的簡単に行えた。
Basic認証を簡単に作る方法はなさそうなので、テスト環境をどうするかは課題です。
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