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FlutterのiOS14対応で個人的にやったことまとめ

2020/10/14に公開

2020年9月17日にiOS14が正式リリースされました。

仕事でFlutterを使っているのですが、その時に対応したことのまとめです。

Flutter対応

iOS14正式版にアップデートして既存の開発アプリの動作確認をしたところ(ビルドが通り)正常に動きました。
(元々ベータ版iOS14を使っていたので当然っちゃ当然ですが)

ただし、本当に大丈夫かなと思ってドキュメントを読んだところ、

Upgrading to Flutter 1.22 beta allows you to build, test, and deploy to iOS without issue. Upgrading to 1.20.4 stable allows you to build and deploy to iOS 14, but not debug.

https://flutter.dev/docs/development/ios-14

Flutetrのバージョンが 1.20.4 stable でビルドとデプロイはできるがデバッグはできない、 1.22 beta でビルドとデプロイ、デバッグができるとのことでした。

自分は諸事情でベータ版を使っており、Flutterのバージョン 1.22 になっていたので問題なく使えのでした。

% flutter --version                                                                                                                                               [19:47:38]
Flutter 1.22.0-1.0.pre • channel dev • https://github.com/flutter/flutter.git
Framework • revision ce40de69b7 (5 weeks ago) • 2020-08-20 07:31:50 -0700
Engine • revision 81027ab0cc
Tools • Dart 2.10.0 (build 2.10.0-45.0.dev)

※ Flutterのベータ版は stable と比べると不安定なので基本的に非推奨です。

どうしてもベータ版を使う必要がある場合は、 以前の記事 にも書いたようにchannelの切り替えが必要です。

Xcode対応

iOS14で動くようにビルドするにはXcodeのアップデートは不要でした。ただし、iOS14特有の機能を使うにはXcodeのアップデートが必要です。幸いにも、自分は「Xcodeガチャ」には遭遇しませんでした。

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