エンジニア向けEspresso入門☕️
前置き
約半年前からコーヒーにハマり、ほぼ毎日のように自分テイストのコーヒーの味を出せるまで試行錯誤をしている、そうしているうちに楽しくなってしまったのと、究極さとすべてを自前でスクラッチから作るというエンジニアを精神(クセ?)がその背景にあると感じたので、本記事を書くことにした。
事前に言っておきたいのは、私はプロのバリスタではないし、ましてコーヒー歴もそんな長くない、あくまでも私個人の現時点での知識や経験上での内容になるのと、ただただ 「コーヒーはこんなに楽しいぞ、君もやってみない?」 という気持ちで書いているので、もし本記事がプロの方のお目にかかようなことがあれば、ぜひ温かい目で読んでいただければなと思います、そしてなんらかのアドバイスなどをいただけると嬉しい。🙇♂️
ちょっとしたコーヒーの勉強
ほとんどのカフェ(スタバ)のメニューには以下が多いと思うので、軽く説明しておく
ドリップコーヒー
- ハンドドリップだったり、水出しコーヒーだったりと色々あるが、重力によって上からお湯を注ぎ紙フィルターを通して抽出するコーヒーのことを指す。
エスプレッソ
- 一定の圧力を書けて、お湯で抽出されたコーヒーのことを指す、味が濃く、ドリップコーヒーよりもかなり苦い、そして香りが強い(豆によって浅めにもできる)
- カフェラテ、アメリカーノなどのベースはエスプレッソだったりする
フレンチプレスコーヒー
- プレスポットという器具を使って抽出されたコーヒーのことを指す。
エスプレッソ抽出するために
エスプレッソを抽出するには、最低でも以下の条件が揃う必要がある
- 90度前後のお湯
- 9気圧
- 挽目が細かいコーヒー粉
エスプレッソマシーンを買えばすべて一気に揃うのだが、我々エンジニアにとってはそれは屈辱である(少なくて私にとってはw)、なぜなら、Wordpressで作れば30分で終わるブログサイトを我々エンジニアはReact、Markdown,Tailwind, Cloudflare, CI/CDといった技術スタックを組んで作らないと、絶対に作った気分にならないからである(少なくて私はそうw)
エスプレッソスタック(いわゆる技術スタック)
ということでここからエスプレッソを抽出するためのスタックをフルスクラッチで組んでいく、もちろんエンジニアらしくなるべく運営コストを安く抑えることに集中する。
コーヒー豆
豆に関しては好みのところがあるが、kaldiなどで安く買えたりするので、最初に自分の好みの味がわかるまで、何種類か豆をすこしずつ買って試すのがいいでしょ。
やかん
お湯を90度で沸かすために必要、もちろん別のお湯を沸かせるものであればなんでもいい。
ポータブルエスプレッソマシーン
マニュアルエスプレッソマシンであれば大丈夫だが、アマゾンをみる限りは値段がやや高めなので、今回は同じ圧力が出せる、ポータブルエスプレッソを選ぶ。
そこで出てくるのが、Staresso SP-300である👇
値段もお手頃で、コンパクトというのがとても魅力的である。
手挽きコーヒーミル
電動のを使ってしまうと、エンジニアとして失格なのでw、あえて手挽きを選ぶ
今回はエスプレッソを作るので、なるべく細かく挽けるものを選ぶ必要がある、値段だけ見て2,3千円の安めのものを選ぶと大失敗するので、注意が必要
ということで個人的なおすすめはTIMEMORE C3s MAX 👇
セールに時期に買うと1万円ちょっとで買うことができるのとエスプレッソは1ショット(一杯の意味)は目安として20gの豆を30ccのお湯で抽出するので、このこのミルはちょうど最大で20gほどの豆を引くことがで、挽目もかなり細かく調整することが可能という点ではとても魅力的である。
もっと細かく計量したい場合はメジャーも買うと良いでしょう。
抽出していく
登場人物 👇
豆を挽いていく
まず18gほどの豆を測る、上で紹介した珈琲考具の場合2回ほど掬うと大体18~20g程度になる、もっと細かく測る場合は計量器を使うと良いでしょう。
キッチンには場所がなく、デスクの上で撮影したので、気になる方はすみません🙇🏻♂️
ポータブルエスプレッソマシーンを分解する
挽いた豆を入れる
お湯を注ぐ
ポンプで圧力をかけて、抽出する
完成
おまけ知識
ここ半年間いろいろ試行錯誤した結果、エスプレッソの味に大きく関わってくる要素が以下のもだとわかった。
豆の種類
料理作るときに食材で味が変わるのと一緒で、豆の種類、質、鮮度で味が変わる
豆によって酸味が強かったり、苦みが強かったりする
焙煎過程でも、深煎りだったり、浅煎りだったりで味が変わる(英語だと、Light Roast、 Dark Roastというらしい)
豆の挽目(細かさ)
これは何回も試行錯誤した結果、細かいほうが苦くなりやすいというのがわかった、ただ細かくしすぎると、なぜか焦げたような雑味が混ざってしまうので、こだわりたい場合は、豆に合わせて挽目を調整するといいかもしれない。
圧力
これはもはや言うまでもないと思う。
イタリアの一般家庭で必ずあると言われているマキネッタ(モカポット)というものが存在するが
マキネッタで出せる圧力は2気圧前後と言われているので、僕の実体験としてはお店で飲むエスプレッソに比べると味がかなり違うように感じる、ただ本当のエスプレッソは出せないが、それなりにエスプレッソに近い?独特な味がでるので、よくわからないという人はマキネッタから入門するのもありだと思う。
お湯の温度
お茶でもそうだと思うが、お湯の温度で味が変わる、高温により、クレマが出やすくなるのと、コーヒーの味がお湯で溶けていき、コクが強まる
ちなみに、クレマとは出来たてのエスプレッソの表面にでてくる、黄色い泡のように見える油のこと(ずっと泡だと思っていた)
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