AIと伴に開発するようになってから、ブロクへ投稿は減ってしまった話
zennやqiitaに投稿している皆さんのモチベは何なのでしょうか?
いろいろあると思いますが、メモ書きだったり、ちゃんとしたチュートリアルだったり、自分の日常の作業のアウトプットだったりのではないでしょうか。
私が記事投稿するモチベ
私の場合はほとんどは、開発していく上で何かにすごくハマり、やっと解決したときに、自分と他の誰かのために、書き残しておくことが多かったです。
しかし、ここ1、2年では生成AIやDeepResearchといったものが格段に進化し、スピードも早くなりました。それだけではなく、cursorといったIDE環境にもAIが一緒に入ってくるようになり、もはやググることはほとんどなくなってしまいました。少なくとも7、8割の問題はAIに聞けば解決してくれます。してくれなくてもヒントを与えてくれます。
生成AIのいいところ
ちょっと話題がズレますが、そもそも前までなんでそんなに長い時間ハマってしまっていたのかを考えてみました。
部分的学習ができる
その原因の1つ目は そもそもの知識不足 でした。
普段頻繁にやらない領域や全く知見ないことをやるときに、そもそもなんでこうなっているのかという基礎知識が足りていないので、ずっとわからず、一から勉強する必要になり、詳しく説明がある資料をググって見つけ、最初から理解しながら学習するというフェーズが必要だった。でもほとんどの場合は、そこまで深掘って学習したいわけではないことも多かったです。
しかし、AIのサポートに入ると、そこがすごく楽になりました、先生と生徒のようにまず自分の問題をAIに説明し、そこで何がわからなかったのかもちゃんと説明します。そして、それに関連する参照リンクを教えてもらうように指示します。
ほとんどの場合はこれで解決しますが、更にわからなかった場合は、例えを用いながら説明するように命令したり、自分がどういうイメージで理解したのかを一回AIに説明したりすることで訂正が入り、更に理解が深まり、ほしい部分だけの学習がとても効率よくできるようになりました。
謎を解いてもらえる
もう一つの原因は エラー内容がわからない ことでした。
プログラミングやっているみんな絶対経験していると思いますが、そもそもエラーの内容がわからず何時間も溶けていくという、とてもつらい時間😭。。。
これも同じく、もともとはエラーメッセージをそのままググって探ることが多かったのですが、それでもわからないことがしばしばあり、しかたなく、ライブラリのソースコードを読みに行ったり、issueを立てたり、discordで質問投げていたりしていました、それでも解決せず、やり方変えるしかなくなったり、、、
しかし、これもAIのおかげでとても快適になりました。cursorであればそのままエラーメッセージも直してもらうように指示ができますし、上で説明した通り、自分の状況と一部のコードをclaudeやchatgptに渡して、何がしたかったのかも説明しながら解決してもらうように命令すると、8、9割は解決できるようになりました。(本当にいい時代になりましたねーー)
結果
前まで何時間何日も時間使ってしまっていたところが、今はすぐにAIによって解決されてしまうので、苦労した感覚がなく、今後の自分のためというモチベもなくなってしまいました。今のChatGPTならメモリーに持っているので、「あの問題どう解決したか覚えている?」と聞くとすぐそのコンテキストを探してくれたりします。
後書き
SEOという概念が消滅しつつある時代ではありますが、今後おそらく「〇〇さんの意見を聞きたい」だったり、「その人の活動が知りたい」だったりの信用度の高いアウトプットが求められるようになるのかもしれません。そういう意味では、単純な開発やコードにフォーカスした記事投稿は、今後も価値があるのかという疑問でこの記事を書いてみました。
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