【最速】TechCrunch Disrupt 2024 参加レポート
株式会社 Purpom-Media-Lab でエンジニアをしております、おかやんです!
今回、シリコンバレーのスタートアップ動向や現場の雰囲気を知るために、「Tech Crunch Disrupt2024」やシリコンバレー巡りをしてきました!
そこで得られた情報を発信しないのは勿体無いと思い、レポートを書いてみることにしました。
「Purpom Media Lab」についてご紹介
簡単に自己紹介をさせてください。
弊社は 2022 年に東京都渋谷区に設立した新しい開発会社です。
スタートアップで使われる最新の手法を使い、課題やアイディアをプロトタイプやデザインに落とし込み、フィードバックを反映させながら、プロダクトを作ることを強みとしています。
また、「Business Model Generator」というアイデアからビジネスモデルキャンバスを生成し、ビジネスモデルについて議論や管理することができるサービスや、安全性とカスタマイズ性を兼ね備えた「社内 AI チャット」を開発しています。
TechCrunch Disrupt とは
TechCrunch Disrupt は、テック系メディア大手の TechCrunch が主催する、スタートアップをテーマとした大規模な年次イベントです。
テック企業やスタートアップ界の最新のトレンドを知る場として、また、VC やスタートアップとのネットワーキングを目的として、スタートアップ創業者や投資家、開発者など、推定 1 万人以上の人が参加します。
イベントの様子
会場は 2 階と 3 階に分かれており、主に 2 階が出店企業が展示しており、3 階でセッションやピッチバトルが行われていました。
2 階の様子
プロンプトから 3DWorld を生成するサービス
エネルギーを考慮し て一日のスケジュールを立ててくれるサービス(日本の方でした!)
日本の美味し抹茶を気軽に飲めるサービス
ミニピッチも開催されておりました
3 階は大きめの会場でセッションが行われています
意外と、まだ限定公開のサービスや、すでにユーザーが複数いるサービスなど、幅広い段階のスタートアップが参加しているんだなと感じました。
また、出店企業の動向としては、生成 AI を活用したサービスが多かった印象です。
AI サービスの他には、宇宙やヘルスケア関連の IoT の企業が多くある印象がありました。
チケットで連絡先が交換できる仕組みが面白い
チケットに NFC タグがついていて、それを相手のチケットに近づけると連絡先が交換される仕組みです。(eight みたいな)
交換した連絡先は事前に登録しておいた「Bizzabo」というアプリから確認できます。
使ってみた体験としては一瞬で交換できるので楽でした。
ただ、本当に繋がりたい人とは「Linkedin」を交換するのがベストだと感じました。
サイドイベントについて
イベント期間中はお昼や夕方以降にサイドイベントが開催されていました。
サイドイベントにはそれぞれテーマがあり、「AI」や「投資家とのつながり」を得るためのサイドイベントなど、さまざまでした。
サイドイベントの様子
フリー食事
立食形式が多いので、色々な方と繋がれることができるイベントがあるのは嬉しかったです。
STARTUP BATTLEFIELD について
大好きなドラマ「シリコンバレー」の第 1 期の舞台でもある「TechCrunch Startup Battle Field」は、個人的に一番の目玉イベントでした。
今回 Final ピッチに出場した 20 社は以下のリンクから参照できます。
「シリコンバレー」のドラマの一部を引用してピッチしている企業もありました。
ドラマ「シリコンバレー」の一部を引用してピッチしている様子
今回の Disrupt2024 の優勝は「Salva Health」でした。
「Salva Health」は以下のようなサービスになります。
サルバヘルスは、ラテンアメリカの乳がん死亡率が高い問題に注目し、早期発見が困難な地域に住む女性の命を救うことを目指したサービスです。コロンビア出身のバレンティナ・アグデロが、乳がんの早期発見の重要性とアクセスの課題に気づき、友人たちと共に、ポータブルな乳がん検出デバイスを開発しました。このデバイスは、農村地域に住む多くの女性にとって乳がん診断ツールへのアクセスを改善することを目指しています。
techCrunch より引用
「自動運転」がかなり実用的で便利だった
TechCrunch Disrupt とは少し違うのですが、サンフランシスコ滞在中にホテルから会場までの移動などに、「Waymo」という自動運転のサービスを使用しました。
この体験がめちゃくちゃ良かったです。
Waymo の車体
乗り方としては非常に簡単で、
- Waymo のアプリをダウンロード
- 「降りる場所」を入力
- リクエストボタンを押す
これだけですぐに自分の近くに迎えに来てくれます。
初めての乗車時は不安が大きかったのですが、人や車、信号などをスキャンして運転する Waymo の技術力の高さを目の当たりにし、いつの間にか「人が運転する車より怖くないな」と感じるようになりました。
Waymo がスキャンしている様子(かなり遠くの人までスキャンしている)
↑↑↑ 運転している様子
Uber にも何度か乗ったのですが、どうしても人と接することになるので Waymo ほど何も気にせずに乗ることはできませんでした。
Uber → 対人なので気を遣う
Waymo → リラックスして乗っていられる
という感覚です。(走行中に流れる音楽もリラックス系でした)
完全なプライベート空間が保たれたまま移動でる体験が非常に良かったです。
最後に
海外カンファレンスに参加させてくれた、「Purpom Media Lab」には感謝の気持ちでいっぱいです。
また、アメリカ滞在中にご挨拶させていただいた起業家の皆様、JETRO の皆様、本当にたくさんのことを教えていただきありがとうございました。
今後はより一層自分の力をつけ、「Purpom Media Lab」の事業を伸ばしていくとともに、個人としてもっともっと成長していきたいと、改めて強く感じることができました。
以上!「TechCrunch Disrupt 2024」の参加レポートでした!
おかやん(岡本)
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