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【 WSL 】NoxPlayer(Androidエミュレーター) 利用後、WSL が起動できなくなったときの復帰方法
概要
Windows 環境で、NoxPlayer(Android エミュレーター)を利用後、WSL が起動できなくなる事象に遭遇いたしました。
WSL の復帰方法について、記載いたします。
最初、WSL ごと、インストールしなおしましたが、そこまでする必要はなかったです。
環境
Windows 11 Home
WSL 2
Ubuntu 20.04
NoxPlayer 7.0.1.6
解決したいエラー
NoxPlayer を利用後に、Windows を再起動します。
すると、ターミナルに以下のようなエラーが、表示され、WSL が利用できなくなります。
ここでは、ターミナルは Windows Terminal を使用しています。
Windows Terminal
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使用法: wsl.exe [引数]
引数:
--install <Options>
Windows Subsystem for Linux の機能をインストールします。オプションが指定されていない場合は、
既定のディストリビューションと共に、推奨される機能がインストールされます。
既定のディストリビューションおよびその他の有効な配布物の一覧を表示するには、
'wsl --list --online' を使用してください。
オプション:
--distribution, -d [Argument]
ダウンロードしてインストールするディストリビューションを名前で指定します。
引数:
有効なディストリビューション名 (大文字と小文字は区別されません)。
例:
wsl --install -d Ubuntu
wsl --install --distribution Debian
--list, -l [Options]
ディストリビューションを一覧表示します。
オプション:
--online, -o
'wsl --install' を使用してインストールするために使用できるディストリビューションの一覧を表示します。
--status
Linux 用 Windows サブシステムの状態を表示します。
--help
使用方法に関する情報を表示します。
[プロセスはコード 1 で終了しました
解決方法
PowerShell でコマンドを実行して復帰させます。
まず、PowerShell を右クリックして、「管理者として実行する」をクリックして、管理者権限で、PowerShell を立ちげます。
そこで、「"Windows Subsystem for Linux"の有効化」、「"Virtual Machine Platform"の有効化」のコマンドを順番に実行します。
以下の記事から引用させていただきました。
Windows 10でLinuxを使う(WSL2)
"Windows Subsystem for Linux"の有効化
PowerShell
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
"Virtual Machine Platform"の有効化
PowerShell
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all
このコマンドを実行すると、
PowerShell
「今すぐコンピューターを再起動しますか?(Y/N)」
と聞かれます。Y を押下すると、Windows の再起動が始まります。
再起動が完了すると、エラーが消え、再び WSL が利用できるようになります。
以上です。
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