第1章 起動せよ、黒き画面との邂逅
01. 環境構築はじめます。(Mac版)
- ① Python3 のインストール確認
まずはじめに、現時点で Python3 がインストールされているか確認が必要だ!
確認の仕方は、ターミナルに下記コマンドを打ち込むだけ。
python3 --version
"ターミナル"を使ったことない人は 👇 Launchpadで"ターミナル"検索 👇
ターミナルを立ち上げたら、その黒い画面に上記コマンド python3 --version をコピペ!
結果は・・・
% python3 --version
Python 3.x.x
「.x.x」 ←この部分には数字が入っているよ(バージョンの数値)。
Python 3.10 以上(できれば 3.12か3.13)推奨だよ。
最近の PC なら python3 が入ってないことはないと思うけど、もしもここで「command not found」って出たら、Python3 が入っていない可能性大!
ちゃちゃっとインストールしよう!
python3 のインストールはココを参照だよ!
Python3 が入ってない人。(Mac版)
Homebrew を使ってインストールするのが簡単!
使ってない人はいるかな?
まずは、Homebrew が入っているか確認してね。
brew --version
ここで
brew --version
Homebrew >=4.x.x
とか出てきたら、Homebrew はインストール済だから、[2. Homebrew を使って Python3 をインストール]に進んで。
1. Homebrewが入っていないとき
まずは下記コマンドをターミナルにコピペ!
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
Homebrew のインストールが終わったら、下記コマンドをターミナルにコピペ
brew --version
これで 『Homebrew >=4.x.x』とか表示されて、Homebrew が入ったことが確認できたら次に進む準備OK!
2. Homebrew を使って Python3 をインストール
Homebrew が入ったので、今度は Python3 を入れる!
このコマンドだよ。
brew install python@3.12
インストールが完了したら、再び python3 のバージョン確認。
python3 --version
これで、下記みたいに出てきたら完了!!お疲れさま!
% python3 --version
Python 3.x.x
🌵 おまけ 🌵
💡 Homebrewが使えない or よく分からん!という人は、Python 公式 からインストーラをDLしてインストールしてもOK!
でもそのときは、インストール後に python3 や pip3 が動くようになってるか、もう一度ターミナルで下記コマンドを打って確認しておいて!!python3 --version pip3 --version
- ② VSCodeをインストール
Python の準備が整ったら、次はコードを書くためのツール(=エディタ)の準備が必要だ。エディタは好きなの使って良いと思うけど、いまこだわりが無いのなら、ぷに蔵のおすすめの Visual Studio Code(通称:VSCode)を入れてちょうだい!
こちらのエディタ、無料で使えるのに超多機能という優れものになっております。この機会に、ぜひ!(あと、最初の頃は配色見ただけで「ひょ〜エンジニアっぽい〜」ってなった笑)
では、このコマンドを、叩くのだ!
brew install --cask visual-studio-code
以上。
これで /Applications に VSCode がインストールされる!
あとは Launchpad から起動しても良いし、ターミナルから code コマンドで直接開くこともできる。
💡 VSCode 起動後、⌘+Shift+P を押して「Shell Command: Install 'code' command in PATH」を実行すれば・・・
code .
上記コマンドで、簡単に VSCode が起動されるのよ。
まぁ、ぷに蔵は面倒くさがり屋なので、普通に「Dockに残す」にしていつでもワンクリックで開けるようにしてるけどね笑
というか、PC立ち上げてる限り落とすことないわ、VSCode。
インストーラでDLする場合はコチラ
🔹 インストール手順
- VSCode 公式サイト
- 「Download for Mac」をクリック
- ダウンロードされた .zip を展開して、Visual Studio Code.app を Applications に入れる
- Launchpad から VSCode を起動!
- ③ VSCode を日本語化
VSCode はそのままだと英語表記なので、日本語に直します。
英語の方が読みやすい人はそのままでも良いけど、ぷに蔵は日本語表記の説明しかできないので、そこはご了承ください!
(1) VSCode を初回立ち上げると、こんな感じで出てくると思う。
(2)拡張機能で日本語化パックを入れたいので、黄色枠で囲ったアイコンをクリックして
🔍検索ウィンドウに[Japanese Language Pack]と入力
Japanese Language Pack
(3)そうすると、拡張機能候補が出てくるので、地球儀アイコンの拡張機能をインストール
(4)インストールが完了すると、画面右下に英語で[日本語に変更しますか?]と出てくるので、[Change Language and Restart]を押す!
どうかな?無事に VSCode は日本語化された?
(5)VSCodeでターミナルを起動してみよう。
(6)右下に(黄色枠内)ターミナル画面が表れたら、勝ち!
ここまでできたら、開発準備は完了だから、Win勢との合流を待とう!!
とりあえず、コーヒーブレイク☕️
02. 環境構築はじめます。(Win版)
- ① WSL をインストールしよう
Windowsでは、Microsoft公式が提供してる WSL2 をインストールして、Mac / Win どちらでも似た環境で開発ができるように設定していくね。
「Windows にそのまま Python 入れちゃだめなの?」って思うかもしれないけど、・・・できるけど、後で地獄見るから(遠い目)。
コマンドが分かりづらいとか、環境変数の問題とか、色々問題が出てくるから。
難しい設定じゃないので、WSL2 を使って構築していこう!
(1)まずはじめに、Win マークを右クリックして、 ターミナル を起動。すると、こんな画面が出てくる。
ここで、 Windows PowerShell / PowerShell 7 / コマンドプロンプト のどれが出てくるのかは、環境によるかな。
今回はどれが出てきても大丈夫なので、下記コマンドを入力してね。
wsl --install
インストールが完了したら、再起動。
再起動が完了したら、再度ターミナルを立ち上げ!
そこに、下記の wsl コマンドを入力
wsl
ここでUbuntu のユーザー作成が開始したら、(2)をスキップして(3)に進んでね。
ここで下記のようなエラーが出たら、(2)のコマンドを入力しよう!
(2)LinuxOS をインストール
WSL がインストールされたので、次は WSL 上で使用する LinuxOS(Ubuntu)のインストールをしていくよ。
wsl --install -d Ubuntu
LinuxOS が気になる人は覗いてみてね 👀
- 「 Linux 」とは? -
あまり聞き馴染みがない人も多いかもしれない、この言葉。
「リナックス」と読むんだけど、この Linux とは、Unix という昔からある OS をベースにした、オープンソースのオペレーティングシステム(OS)のこと。
Windows や macOS なら聞いたことある人も多いと思う。もちろんそれも OS。
OS とは「Operating System(オペレーティングシステム)」の略で、パソコン本体の「ハードウェア」と、パソコン上で動くように設計されたアプリなどの「ソフトウェア」をつないでくれる司令塔みたいな存在なのね。
パソコンの電源を入れてマウスをカチカチッてすると、アプリが起動したり、ファイルを保存できたりするでしょ?あれは OS の働きによるものなの。
ちなみに Android も Linux をベースにした OS を使用している。Linux の存在を知らなくても、意外とみんな知らずに触れてる可能性は高いよ!
- なぜ、「 Linux 」を使うの? -
「よく知らないOSを、わざわざ使う必要ある?」って思うよね。でも、この Linux、実は開発の世界では定番中の定番 OS なの。
↓ 理由はこんな感じ ↓
- 完全無料(=ライセンス料が不要)
- 軽くてサクサク動く
- サーバー構築に最強
こういう条件って、日常的にPCを使うときには意識する必要がないんだけど、エンジニアにとっては超絶ものすごく重要な要素!!
だからこそ、Linux は 「開発用のOS」として世界中で愛用されてる標準的な存在 なの。
いまこの記事を読んでくれているということは、もう「開発の世界」に一歩足を踏み入れているということだよ。
だから、これから先、サーバーに直接触れたり、環境構築をする中で LinuxOS とは協力関係を築いていくことになると思う。
Windowsユーザーは、WSLを使えば早いうちから Linux に触れることができるから、開発においてはメリットになるよね。開発のしやすさは断然 Mac に軍配あがるんだけど笑(元Winユーザーぷに蔵実体験より)
ちなみに、Macユーザーはローカル環境だと macOS のまま開発できるけど、サーバーでは Winユーザー同様 Linux に触ることになるから、いつか絶対出会う運命にはある!
LinuxOS にはいろんな種類(ディストリビューション)があるんだけど、今回はその中の「Ubuntu(ウブントゥ)」を使うよ。
(3)Ubuntu のユーザーアカウントを作成
Ubuntu のインストールが完了したら、「user account, password, password(確認用)」の入力を求められる。
下記のように入力するよ。password 蘭は入力しても「 *** 」とか出なくて黒いままだから、気にせず入力してね。
完了したら、コマンド「 wsl 」でターミナルのコマンド入力が Ubuntu 環境に切り替わるかチェックしておこう!(作成直後ならすでに Ubuntu 環境に切り替わっているかもしれないので、コマンド「 wsl 」は省略)
wsl
下記コマンドで、Ubuntu のバージョン確認ができるぞ!
lsb_release -a
↓ 出力結果はこんな感じ ↓
- ② VSCodeをインストール
Python の準備が整ったら、次はコードを書くためのツール(=エディタ)の準備が必要だ。エディタは好きなの使って良いと思うけど、いまこだわりが無いのなら、ぷに蔵のおすすめの Visual Studio Code(通称:VSCode)を入れてくれ!
こちらのエディタ、無料で使えるのに超多機能という優れものになっております。この機会に、ぜひ!(あと、最初の頃は配色見ただけで「ひょ〜エンジニアっぽい〜」ってなった笑)
最も簡単なのは、Microsoft Storeからインストールする方法 だよ。
WSL との統合にも対応していて、追加設定の必要がないのが最高!
Microsoft Storeからインストール(おすすめ)
- Microsoft Store で「VSCode」を検索
- 「インストール」をクリックするだけで完了!
公式サイトからダウンロード(上級者向け)
- 公式ダウンロードページ
.exe
インストーラをダウンロードして、指示に従いインストール。- 「追加タスクの選択」で「PATHに追加」や「Codeコマンドで開く」を有効にしておくのが便利!
- ③ VSCode を日本語化
VSCode はそのままだと英語表記なので、日本語に直します。
英語の方が読みやすい人はそのままでも良いけど、ぷに蔵は日本語表記の説明しかできないので、そこはご了承ください!
(1) VSCode を初回立ち上げると、こんな感じで出てくると思う。
(2)拡張機能で日本語化パックを入れたいので、黄色枠で囲ったアイコンをクリックして。
(画面が Mac なのは申し訳ない!でも操作手順同じなので許して…)
🔍検索ウィンドウに[Japanese Language Pack]と入力
Japanese Language Pack
(3)そうすると、拡張機能候補が出てくるので、地球儀アイコンの拡張機能をインストール
(4)インストールが完了すると、画面右下に英語で[日本語に変更しますか?]と出てくるので、[Change Language and Restart]を押す!
どうかな?無事に VSCode は日本語化された?
(5)VSCodeでターミナルを起動してみよう。
(6)右下にこんな感じのターミナル画面が表れる!
いま時点だと、ターミナルは「 pwsh 」という表示がされてないかな?
もし、以前から VSCode 使っている人の場合ば、設定済のデフォルト CUI が表示されているかも
これは、現在このターミナルは PowerShell で立ち上がっている状態ということね。
今回は pwsh ではなくて、さっきインストールした wsl を使用したいので、下記 ①〜③ の流れで wsl を起動しよう。
(② の囲み方が分かりづらいけど、+ の横の v みたいなアイコン押して〜)
成功すると、さっきまで「 pwsh 」だったところが「 wsl 」になるよ!
毎回「 wsl 」に変更するのが面倒な人のためのヒトオシ⚙️
⚙️ デフォルトターミナルの設定(永続化)
- Ctrl + Shift + P(コマンドパレット) ← これでコマンドパレットを開く
- > Terminal: Select Default Profile で検索して選択
- Ubuntu (WSL) を選ぶ
表記は環境によって Ubuntu / WSL: Ubuntu / WSL だけだったりするよ!
プロジェクトごとに設定するなら、.vscode/launch.json で設定するやり方もあるんだけど、今回は省略させていただく。
けど、気になる人は chatGPT とか Gemini に聞けば雛形作ってくれると思う笑
- ④ python3 の環境を整えよう
このコマンドで、いま現在の python のバージョンを確認して!
python3 --version
こんな感じにバージョン情報が表示されている?
Python 3.x.x
「.x.x」 ←この部分には数字が入っているよ(バージョンの数値)。
Python 3.10 以上(できれば 3.12か3.13)推奨だよ。
もしもここで「command not found」って出た人はコチラ
sudo apt update && sudo apt install python3 python3-pip python3-venv
このコマンドで Python3 本体と、必要なパッケージ(pip, venv)をまとめて入れるよ。
ここで pip, venv のインストールも完了した人は、次の「 sudo apt update && sudo apt install python3-pip python3-venv 」は省略ね
Python3 が入っていた人も、pip と venv が無いことがあるから、環境設定最後にこのコマンドを叩いておこう!
sudo apt update && sudo apt install python3-pip python3-venv
このコマンドで、今回の環境に必要な設定が完了するっ!!!
apt でインストールされるPython3 のバージョンは Ubuntu のリポジトリ(バージョンみたいなもの)次第なんだけど、基本的に 3.10 以上が入るはずよ!
あと、これらのコマンドは管理者権限じゃないと実行できないコマンドだから、パスワードやPIN入力を求められるかもしれない。それには応じてあげてね。
それと、途中でコマンドラインから「(Y/n)?」みたいな質問されたら、「 Y + enter 」で進めて!あやしくないよ、怖くないやつだよ。
これで、すべてのインストールが完了した!
環境設定たいへんだったね!!お疲れさまでした!
ここからは Mac勢と合流するから、その前に一度コーヒーブレイクしておこ☕️
03. 仮想環境は防御魔法 唱えろ!python3 -m venv venv
退屈(だけど、めちゃんこ大変)な環境設定を織り超えた勇者たちよ。
ここから本格的な開発エリアに入って行くぞ!!
まずは、今回作る Web アプリケーションを入れておくフォルダを作っておこうかな。
フォルダの名前は「 django_workspace 」にするね。場所はデスクトップにしよう。
でも、自分が分かりやすいならどこに作っても良いよ。
それでは、下記コマンドを、ターミナルに打ち込め!
cd ~/Desktop
mkdir django_workspace
デスクトップに「 django_workspace 」というディレクトリが作成されたかな???
「django_workspace」のディレクトリ内に移動して!
cd django_workspace
↓ コマンドラインがこんな感じになった? ↓
punizo ~/Desktop/django_workspace %
よし!そしたら唱えるぞ!!この章のメインイベントだ!!!
python3 -m venv venv
・・・・・・・え?何も起きたように思えない、って?
あ、うん。見た目ではね。
じゃあ、同じ場所で今度はこいつを唱えろ!!
source venv/bin/activate
どお?今度はちょっと変化あったんじゃない?
コマンドラインの頭に「(venv)」ってくっついてない??
「(venv)あったよーーーー!」ってあなた!次はこの呪文だ!
pip install --upgrade pip
一連の呪文を唱え終えたとき、コマンドラインはこんな感じになっていると思う。
では、ここで少し説明🌷
-
python3 -m venv venv
まず最初に唱えたこのコマンドは、いま作業しているフォルダ(たとえば django_workspace)の中に、**「仮想環境」**と呼ばれる特別な空間を作る呪文だよ。
仮想環境は「このプロジェクトだけで使う“ライブラリやツール”の専用部屋」ってイメージかな🧐
でも、なんでわざわざ専用部屋を作るんだろうね?
最初ぷに蔵は「仮想環境とか気にせず、普通にインストールしたら?」って思っていたさ。
やってたさw
でも、いくつものプロジェクトを作っていくうちに、使いたいライブラリやツールって、プロジェクトごとに全然違うことに気づくんだよね。
そしてある日、衝撃を受ける。
「え・・・このプロジェクトのこのパッケージは4.0.1で作ったのに、こっちのプロジェクトでは3.7.4じゃないと動かなくない・・・?だからエラー解消しないんじゃない・・・?」
そう。仮想環境でプロジェクトを分離させておかないと、この恐ろしい衝突が起きることがある。
いや!起きる!!!2000%起きる!!!
だから、そんなトラブルを避けるために、君は最初から、仮想環境を作ってくれよな👍
(誰もぷに蔵のような地獄を辿るな・・・・・・・・🙏)
-
source venv/bin/activate
そしてこの呪文で、さっき作った仮想空間を ON にする。
仮想環境に入ると、ターミナルの先頭が (venv) になるはず!
こんな感じ。
(venv) punizo@ubuntu:~/django_workspace$
この (venv) の表示は、「いまこの空間に入っているよ」の合図。この状態でライブラリやツールをインストールしたら、全部この専用部屋に詰め込まれる!ナイス⭐️
ちなみに、仮想環境を抜けるときはこの呪文唱えればいいよ!
deactivate
-
pip install --upgrade pip
その後のこれ。まずは pip の説明なんだけど、公式説明によると・・・
pip is the package installer for Python. You can use it to install packages from the Python Package Index and other indexes.(Python Packaging User Guideより)
Google 翻訳様曰く:pipはPythonのパッケージインストーラです。Python Package Indexやその他のインデックスからパッケージをインストールできます。
うむ。なるほど。さっぱり分からん!!!笑
Python をインストールして「さぁ!開発しよう!」となったとき、イチから全部自分でコードを書いていたら、ものすごく大変なの。
たとえば、カレンダーの計算とか、画像を小さくするとか、Webと通信するとか。Python でそういうのをやるには、 追加の道具(パッケージ) が必要になる。
それをダウンロードしてくるのが pip の役目!
(ちなみに、インストールとアンインストールができるよ)
そして、最後に唱えた pip install --upgrade pip というのは、pip を最新の状態に更新させるコマンド。
なぜツールを新しくしないといけないか、って?
それはね、古い pip のままだと、あるパッケージを入れようとしたときに、「え、その機能を使うには他にもこのパッケージが必要なんだけど、それ入れられないよ!」という風に、必要な部品がうまく揃わなくて失敗することがあるんだよね(これ即ち 依存関係 と呼ぶ)。
だから pip も新しいものにして、依存関係もクリアにした最新のパッケージを呼び出せる状態にしておく必要があるの。
ここらへんは、なんとなーく「あー、そうなんだー」くらいで大丈夫だよ。理解しようとしなくてもいいから!
だから、これだけ知っておいて!
最初に仮想環境に入ったときは、pip install --upgrade pip を唱える、と・・・🌱
🌵 おまけ 🌵
「 ls -l 」コマンドで、現在のディレクトリ内のディレクトリ / ファイル一覧が参照できるよ。
付与権限・ディレクトリ / ファイルの所有者・所属グループ・サイズ・更新日時も一覧できるから、とっても便利。ls -l : 現在ディレクトリ内のディレクトリ / ファイル一覧を参照したいとき ls -la : 現在ディレクトリ内の非表示ディレクトリ / ファイルも参照したいとき pwd : 現在の自分の位置を知りたいとき
04. Djangoプロジェクト?
環境構築がんばってくれたので、ここはさらっと読みもの感覚でいくね。
入門ぷに蔵が最初にハマったポイントだったので、一度 Django の大まかな構造について整理してみるよ。
ガンガン先に進めたい人は、飛ばして次の章に行っちゃって1
初っ端から当然のように「プロジェクトがー」「プロジェクトでー」「プロジェクトをー」とか言ってるけど、「なんだよプロジェクトって!!!」って思うよね?
Django の「プロジェクト」とは、これから作っていくアプリケーションの全体像のことなの。
今回は 秘密のプライベートギャラリー という Webアプリケーションを作ろうとしているでしょ?
だから、今回は 秘密のプライベートギャラリー という全体像(プロジェクト)がある。
そして、Django には「プロジェクト」のほかに「アプリ」も存在します!
「プロジェクト???アプリ???え?でも Webアプリを作ってるんだよね???」
・・・って、混乱するよね?
実は、Django で使う「アプリ」という言葉は、スマホアプリやWebアプリの「アプリ」ではないのよ。
Django の中では、「ログイン機能」や「作品管理」のような 機能ごとのパーツ のことをアプリと呼んでいるの。これは Django の独自用語。
ややこし笑
今回は 秘密のプライベートギャラリー というプロジェクトを作るから、機能としては「管理者 / 作品管理 / ログイン」なんかが欲しいじゃない?
その 管理者 / 作品展示 / ログイン それぞれを表すために、1つ1つに対して「アプリ」という言葉を使うことになるの。
大きなプロジェクトの中に、複数個のアプリが入っているイメージでいいと思う。
次の章からは本格的にプロジェクトを開始していくけど、これが分かっていると、
💠 あ、いま「プロジェクト」を開始して大枠を作ったんだな
💠 これは「アプリ」を開始したから、プロジェクトの中の機能のひとつを作ろうとしているな
・・・という、いまやっている作業の立ち位置が分かりやすくなるかな、と思うよ。
では、第2章!!
一緒にがんばっていこ!!!
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