Anytype - オフライン中心のオープンソースNotion
Anytype (エニータイプ), Obsidian (オブシディアン), Notion (ノーション)を使ってみてそれらを比べる記事を書くつもりでしたが、Anytypeは日本ではあまり知られてないようなので、主にAnytypeを紹介する記事にしました。
Anytype (エニータイプ)
/などでのコマンド、ページがブロックで構成されている、UIがスッキリでミニマリストなところはNotionと似ていますが、オフライン中心、P2Pでの同期、そしてオープンソースである事などの違いがあります。
Anytype is a next generation software that breaks down barriers between applications, gives back privacy and data ownership to users.
Anytypeはアプリケーション間の障壁を解消し、プライバシーとデータ所有権をユーザーに与える次世代ソフトウェアです。
iOS、Android、Linux、WindowsなどのOSとの同期、そしてそのデータがE2E暗号化されているので、安心安全に使えます。
使ってみて
日記、プラナー、ノートのためなどに色々使えますが、私は主にタスクリスト、アイデア帳、大学のプラナーなどとして使っています。(イメージらはAnytypeサイトから)
NotionとObsidianにもありますが、カンバン表示がタスクがどれほど残っている、どれほど重要なのかが一瞬で分かるようになりました。カンバン表示、本当に様様です。
復元フレーズで簡単にほかのデバイスと同期できるのも私にとって大きなプラスです。使っているAndroid携帯ですぐにアイデアを書き込み、何のタスクがあるのかも確認できますし、Fedora (フェドラ, linux)とのファイルトランスファーも便利でした。
Anytypeはprotobuf (プロトバフ)を使った独自のファイルシステムに基づいていますが、Markdown (マークダウン)のインポートとエキスポート、そして書くのもMarkdown形式でも大丈夫です。なので、Obsidianを使っている私にとって、Anytypeは比較的に書き始めるのは簡単でした。
しかし、個人的には単語と構造が分かりにくいと少し思っています[1]。プログラミング用語や哲学面が強く出ているので、このようなPKMソフトの初心者だった私には慣れるのに時間がかかりました。
日常的には問題ありませんでしたが、まだ発展途上中なのでバグなど多少あります。
比べて
Notionと比べて
Anytypeのロードマップにありますが、Anytypeが他人とコラボができても、私はNotionかGoogleDriveを使い続けると思います。
しかし、オフラインで使えるAnytypeは個人的にとても重要なので、シェアしなくてもいいものは殆どAnytypeかObsidianを使っています。
先ほど言いましが、UIがスッキリでミニマリストなところはNotionと似ています。しかし、Notionの方が色々なテンプレートがあるので、Anytypeのテンプレートが少ないと思う人は多いと思います。
Obsidianと比べて
始めは大学のノートをAnytypeで書こうとしましたが、Obsidianはプラグインが圧倒的に多くて凄いですし、比べられないシンプルさがあるので、結局ノートや日記などの長文はObsidianを主に使っています。
Obsidianも同期できますが、有料です。無料にOneCloudやGoogleDriveでの同期はバックアップ等としていいと思いますが、短文も書くのでしたらObsidianSyncかAnytypeを使う方がいいと思います。
終わり
Anytypeにはまだまだ課題がありますが、これからより発展していきNotionのようにシンプルで、Obsidianのように機能的になっていくことが想像できます。私はたぶんNotionとObsidianを使い続けますが、競争率が高くなることはいいことだと思います。
この記事で、より多くの人がAnytypeを知り、新年に向けてより整った年を迎えるよう願っています。
Reference
イメージは全てAnytypeのサイトからです
-
実は私が翻訳しました。しかし、ソフトの翻訳はあまりしていないですし、ほとんど一人でしましたので、変な表現が諸々あると思います。もし改善点があればいつでも私に連絡、もしくは自らContributeして頂いたら助かります。 ↩︎
Discussion