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LINE公式アカウントの作成 / LINE Botの初め方

2021/09/21に公開

LINE Botを作成する際にはLINE 公式アカウントの作成を行う必要があります。
ここでは作成手順を紹介していきます。

ちなみに、LINEのアカウントは各自が利用している前提で話を進めます。

また、2021年9月時点版です。デザインが変更になってる箇所もあるかと思いますので、適宜読み換えて下さい。

1. LINE Developers サイトにログイン

新しくLINEアカウントを作成する訳ではないので注意しましょう。

LINE Developersのサイトからログインを行います。

ログインボタンからログインしましょう。
(アクセスする時期によってデザインが変わることがありますが、右上にログインボタンがあることが多いです)

選択肢が二つ表示されますが、上のLINEアカウントでログインを選択します。

ビジネスアカウントではなく、普段使ってるLINEアカウントをご利用ください。

各自のLINEアカウントに登録しているメールアドレスとパスワードでログインしましょう。

登録している情報がわからない場合はQRコードログインも出来ます。

2. プロバイダーの作成

ログイン後、「プロバイダー」の横の「作成」ボタンをクリックします。

「新規プロバイダー作成」のポップアップが出てきますので、プロバイダー名に任意の文字列を入力して作成ボタンをクリックしてください。

ちなみに、プロバイダー名はこれから作成するLINE Botの制作者名や提供企業名、グループ名などの位置付けになります。

プロバイダー作成は最初のみ必要です。
次回以降LINE Botを作る際は作成したプロバイダーを選択する形で大丈夫です。

3. LINE Botアカウントの作成

まずはチャンネルを作成します。Messaging APIを選択しましょう。これでLINE Botアカウント(LINE公式アカウント)の作成が出来ます。

次にLINE Botアカウントの情報入力です。最低限の入力が必要なのは以下の項目ですので、順番に入力していってください。

  • 会社・事業者の所在国・地域: 日本を選択しましょう。
  • チャネル名: BOTの名前になります。任意の名前(注)を設定してください。
  • チャネル説明: 説明は適当に入れて大丈夫です。
  • 大業種及び小業種: それぞれ選択式になっていますが、どれを選んでもらってもアカウント作成には影響しませんので、適当でかまいません。

(注)ちなみにチャネル名はLINEという文字列が入っているとエラーになるケースが報告されているのでLINEという文字列をチャネル名に入れるのは避けましょう。

入力できたら一番下までスクロールし、規約のチェックボックス2箇所にチェックを入れ、作成ボタンをクリックします。

以下のようなポップアップがでたらOKをクリック、さらにこのあとにもう一つポップアップが出るので「同意する」をクリックすると、 LINE公式アカウントが作成され、LINE Botとして利用することができます。

4. LINE Botと友達になってみる

作成した公式アカウントと友達になりましょう!
「Messaging API設定」タブに移動するとすぐにQRコードがあるので、それをスマホのLINEアプリで読み取って友達追加してみましょう。

ちなみに、もしQRコードが表示されない、スマホのカメラが壊れているなどの不具合がある場合はベーシックIDで検索するという方法もあります。

ベーシックID検索の場合は、LINEのアプリのID検索のフォームから@も入れて検索をして下さい。

友達になったら、LINEアプリから話しかけてみましょう。

初期設定では「個別返信に対応していません」と素っ気無い返事が返ってきます。

設定でこの辺りのメッセージを変更することが可能です。

5. LINE Botの初期設定

これから設定変更をして、公式アカウントと自分のアカウントでメッセージがやりとりできるようにしてみましょう。

LINE Botの設定画面に戻り、チャネル基本設定内の「LINE Official Account Manager」を開きます。

LINE Official Account Managerで応答設定を開き

  • チャット: オフ
  • あいさつメッセージ: オン
  • Webhook: オン
  • 応答メッセージ: オフ

に設定をしましょう。

これでLINE Botを扱う準備が出来ました。

6. LINE Botの二つのキーを取得

最後に、LINE Botを各自のプログラムから制御するために必要なトークンという認証キーのような文字列を取得します。

ここでは、チャンネルシークレットチャネルアクセストークンの二種類のキーが取得できればOKです。

二つのキーは実際にプログラムを書く時に利用するので、テキストエディタなどで保存しておきましょう。

注意点: ブラウザの自動翻訳を切りましょう。

各キーを取得する際に、ブラウザの自動翻訳機能を必ず切ってからページにアクセスして下さい。

キーの文字列は英数字の羅列ですが、自動翻訳機能によって翻訳されてしまい元の文字列がおかしくなってしまう現象が多々あります。

ブラウザの自動翻訳機能によってLINE Botの作成がうまくいかないケースが多発していますのでご注意ください。

また、自動翻訳機能をOFFにしたつもりでも上手く解除できていないケースなどもあるので注意して下さい。

チャンネルシークレットの取得

まずはチャンネルシークレットですが、LINE Botの管理画面からチャンネル基本設定 > チャネルシークレットの項目に記載があります。

チャネルアクセストークンの取得

次にチャンネルアクセストークンですが、LINE Botの管理画面からMessaging API設定 > チャネルアクセストークンの項目に記載があります。

表示されてない場合は、発行もしくは再発行のボタンを押しましょう。

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