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【webマーケティング】基礎知識をまとめてみた

2024/01/06に公開

背景

明けましておめでとうございます。2024年初のブログになります。

2021年3月にとある社会人大学院にてIT系の修士課程を修了してから、なんだかんだ母校の大学院にお世話になっています。社会人学生時代は開発技術や開発手法などを学び、アジャイル開発のゼミにてスクラムを体験しました。

そのアジャイルゼミにて別専攻の先生と共に予防医学、公衆衛生分野でのwebサービス開発に取り組んだ経緯から、なんやかんやで2023年度からその先生とwebマーケティングの研究を始めています。
(大学院やこの辺の経緯などはまた別記事で書こうかなと思います)

ただ私の本業はwebエンジニアであり、現時点ではwebマーケティングは明るくない状況です。そこで定期的に書籍から得た知識を定期的にアウトプットし知識の定着を図っていこうと考えています!

まとめ

Webマーケティング全般

「Webマーケティング」
マーケティングの分野もたくさんありますが、Webマーケティングといった場合、マーケティング>デジタルマーケティング>Webマーケティングの関係があります。つまり、Webマーケティングはデジタル技術でいろいろなマーケティングをする分野の1つになっています。

「SEO対策」
SEOとは「Search Engine Optimization」のことで、簡単に言うとGoogle等の検索エンジンにて自分のwebサイトをより上位に表示させるための施策のことを指します。SEO対策の第一歩はGoogleにインデックスされることが重要です。Googleのクローラーが定期的にサイトを周回し、webサイトをDBに登録しています。クローラーのクローリングを促進する施策の1つがGoogleサーチコンソールへの登録になります。

「ガイドライン」
Googleサーチコンソールに登録されるとGoogle検索の基本事項に違反した場合にGoogleのサーチクオリティチームから警告メッセージが送られる場合があります。その場合、「手動による対策」を確認してしかるべき対策をしGoogleに報告をしないと警告が解除されません。例えば不自然に大量の人工リンクを購入したり作成すると検索結果の表示順を欺く行為とみなされ順位を落とすことになるようです。逆にこの性質を利用してライバル企業のwebサイトに大量の人工リンクを張り優先順位を落とす行為も行われているとかいないとか。

「Googleアナリティクス」
Googleが提供するwebサイトに関するデータを可視化するサービスです。ベンチマーク機能を使うことで競合サイトの新規流入数や平均セッション数を比較してくれます。

「内部SEOと外部SEO」
内部SEOとは検索エンジンにヒットしてもらえるようHTMLや内部リンクを調整する対策のことで、外部SEOは外部のサイトからリンクを貼ってもらうためのコンテンツ発信を考える対策のことを指します。外部SEOについては信頼の高いサイトからリンクを貼ってもらったり、リンクが張りやすいコンテンツを作成していくことがカギになります。

コンテンツマーケティング

「コンテンツファースト」
「誰が」、「どんな環境」でwebサイトを見るかを考えることが重要です。例えば高齢者向けのサイトであれば文字の大きさは大きめがいいですし、若者向けのファッションサイトであればデザイン性も重要な要素になる可能性があります。

「webデザインにおける論理と感情」
前者はコンテンツを提供するターゲットに対して、文章、画像、図、動画などの視覚、聴覚情報をどのように活用し、どのような価値を届けるかにフォーカスします。後者は感情にフォーカスする方法でターゲットに対しワクワク感や安心感などの感情をどのように与えるかを考慮します。webデザインを考える場合はこの2つのバランスが大事とのことです。

「webライティングにおける論理と感情」
セールスレターページ(=ランディングページ)を書く際は顧客の感情を文章に乗せるようにします。例えば開発秘話や作り手、売り手の思いをストーリーにすることで顧客の感情にアプローチします。
一方で論理も重視する必要があります。ストーリは主観的な情報ゆえ、客観的な情報を加えることで信頼性を高めることができます。その1つとして有効なのがお客様の声になります。特に具体的な情報や写真などを掲載できればより信頼性があがります。

「ライティングテクニック」
文字や文章の強調は信号をイメージするとよいそうです。つまり赤なら否定的、青なら肯定的、緑は用語の強調、オレンジはシンプルな強調といった感じです。ルールを決めて強調色を取り入れるとよいでしょう。また文章(句点'。')は100文字が目安となります。

ソーシャルメディアマーケティング

「ソーシャルメディア」
ソーシャルメディアとSNSを混同することが多いかもしれませんが、ソーシャルメディア>SNSの関係があります。そのためソーシャルメディアはSNS以外にもブログ(アメブロやもちろんzennも)や動画共有サイト(youtube、tiktokなど)を含む概念です。

「ソーシャルメディアマーケティング」
いろいろな文脈で書かれている内容が微妙に異なりますが、ブランド価値向上や収益向上などの目的のためにソーシャルメディア1つ1つをどのように利用するか、あるいはソーシャルメディア同士をどのように連携するかを考える分野と捉えています。

Web広告

「web広告」
テキストで訴求するリスティング広告、画像で訴求するディスプレイ広告、動画で訴求する動画広告などがあります。

「リスティング広告」
検索連動型広告とも呼ばれ、Google やYahoo!が提供する検索エンジンの検索結果ページにおいて、ユーザが検索したキーワードに関連した広告を掲載する広告手法です。各キーワードでオークションが行われ、掲載単価が高いものから上位に表示されます。重要なのは広告主は検索キーワードを買う必要があるということです。(ちなみにリスティング広告をするためのサービスはGoogle広告、アフィリエイトで収益を稼ぐ仕組みがGoogleアドセンスのようです)

マーテック

「マーテック」
MarTechとは、マーケティング(Marketing)と 技術(Technology)を掛け合わせた造語で、マーケティングとITを組み合わせることで、より効果的な価値創造ができるようになります。Geeklyの解説によると6つの分野があるようです(広告や広報活動の最適化(Advertising&Promotion)、顧客体験の向上(Content&Experience)、ソーシャルツールの活用(Social&Relationships)、取引や営業活動の管理(Commerce&Sales)、データの収集・管理・分析(Data)、チーム・プロジェクトの管理(Management))

所感

冬休みということもありwebマーケティングの勉強とアウトプットをしてみました。webマーケティング分野は普段勉強しているweb開発とはまた違ったエコシステムなんだなとつくづく感じました。進化が早い分野ですが、研究を進めていくためにも学習を継続していこうと思います!

参考文献

webサイト

エムタメ!
webマーケティングに関する解説や情報を発信しているメディア。webマーケティングに関する用語がわかりやすく記事になっています。

書籍

沈黙のwebマーケティング
現場で考えるべきwebマーケティングの観点を学べる書籍。章ごとにラノベっぽい小説パートと知識が整理されている知識パートがあり、臨場感のあるwebマーケティングの考えを体験できます。

Discussion