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【node.js】ubuntuにasdfでnode.js環境を構築する
背景
node.jsをいろいろ勉強していくと、バージョン管理の必要性を感じました。いろいろ調べていくとasdfというバージョン管理ツールを使うことでnode.jsはもちろん、他の言語もバージョン管理ができそうということがわかりました。今回はasdfの環境構築手順を以下にまとめます。
用語
1. asdfとは?
node.jsやpythonなどさまざまプログラミング言語に加えteraformやgitなどのツールもバージョン管理できるツールのようです。
競合するツールとしてはanyenvがあるようですが、asdfとanyenvの使い勝手まではよくわかりませんでした。そのため環境構築が容易そうであったasdfをインストールすることにしました。
今回はasdfの公式チュートリアルを参考に環境構築をします。では行ってみましょう!
環境構築手順
0. 前提
Ubuntu 22.04.3 LTS
node.js 18.5.0
cloud9
1. gitのインストール
上記、公式のページを参考にしながら環境に応じたコマンドを入力していけば構築は簡単です。
sudo apt install curl git
2. asdfのダウンロード
git clone https://github.com/asdf-vm/asdf.git ~/.asdf --branch v0.13.1
3. asdfのインストール
. "$HOME/.asdf/asdf.sh"
. "$HOME/.asdf/completions/asdf.bash"
4. プラグインのインストール
sudo apt-get install dirmasdf plugin add nodejs https://github.com/asdf-vm/asdf-nodejs.gitngr gpg curl gawk
# asdf plugin add nodejsでも可
asdf plugin add nodejs https://github.com/asdf-vm/asdf-nodejs.git
# プラグインが対応しているnode.jsのバージョンを表示
asdf list all nodejs
5. 任意のディレクトリに環境構築
# ここではnone-sampleというディレクトリを作成
mkdir node-sample
cd node-sample
# too-versionsに任意のnode.jsバージョンを先頭に記述
# 今回は【nodejs 18.5.0】を記述
vi .tool-versions
# nodejs 18.5.0が表示されればOK
cat .tool-versions
asdf install
# v18.5.0が表示されればOK
node -v
これで.tool-versionsが配置されている階層以下でnode.jsのv18.5.0が利用できるようになります。
所感
意外と簡単にインストール&環境構築ができました。まだ環境ができただけなのでいろいろと使い勝手を研究していこうと思います。
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