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Voltaを使ってシンプルにプロジェクトの作成からNode.jsのバージョン指定までやってみる
はじめに
Voltaを使ったNode.jsのバージョン管理がシンプルでわかりやすかったので、
プロジェクトの立ち上げ時にNode.jsのバージョンを指定する、と仮定して手順をまとめてみました。
Voltaが良いと思った点は以下です。
-
package.json
内の独自フィールドでバージョンを定義するため、- 定義用に固有のファイルを増やす必要がない
- バージョンの切り替えにコマンドが必要ない
- プロジェクトごとに自動的にNode.jsのバージョンを切り替えられる
- 簡単にプロジェクトメンバーのNode.jsのバージョンを揃えることができる
- 更新が活発で、最近流行っているらしい(gitの最終更新が2023/01/25)
環境
Mac OS
インストール
curl https://get.volta.sh | bash
プロジェクトの初期化
# プロジェクトディレクトリの作成
mkdir volta-app
cd volta-app/
# プロジェクトを初期化(package.jsonが作成される)
npm init
プロジェクトで使用するNode.jsのバージョンを指定
volta pin node@20.14.0
package.jsonに指定したNode.jsのバージョンが記載されていることを確認
package.json
{
"name": "volta-app",
"version": "1.0.0",
"main": "index.js",
"scripts": {
"test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
},
"author": "",
"license": "ISC",
"description": "",
"volta": {
"node": "20.14.0" // ここに記載されている
}
}
参考
Discussion