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AWS Bedrockはリージョンごとに利用可能な基盤モデルが異なる
はじめに
プログデンスの圓佛です。AWS Bedrockを利用するとAWS経由で各社が提供しているAI用の基盤モデルを利用することができます。モデル選択に書かれていますが具体的にはAI21 Labs、Anthropic、Cohere、DeepSeek、Luma AI、Meta、Mistral AI、OpenAIなどを利用することができます。記事公開時点で「Bedrockでリージョンごとに利用可能な基盤モデル一覧」をまとめてみました。
Bedrockでリージョンごとに利用可能な基盤モデル一覧
リージョンごとに利用可能な基盤モデル一覧
感想
当初は「USリージョンであれば、どこでも全モデル利用可能なのでは?」と思い込んでいたのですが、実際には同じUSリージョンでも利用可能なモデルにかなり差があるようです。以下は一覧を踏まえたうえで、個人的な感想です。
- 全ての基盤モデルが利用可能なリージョンは存在しない
- 利用できるモデルは「バージニア北部(us-east-1)」または「オレゴン(us-west-2)」が多い
- オレゴンは利用可能なモデルが多いが、以下のAmazon Novaクリエイティブコンテンツ生成モデルが利用できない
- Nova Canvas
- Nova Reel
- Nova Sonic
- OpenAI gpt-ossが利用可能なのは現時点でオレゴンのみ (参考:OpenAI のオープンウェイトモデルが AWS で利用可能に)
- 東京リージョンはAmazon系・Anthropic系・Cohere系はある程度カバーしているが、その他は利用できない