Macのトラックパッドで、WindowsのノートPCみたいにダブルタップで複数ファイルを選択&ドラッグできるようにするには
タッチパッドが搭載されているWindowsのノートPCだと、SynapticsやAlps製のデバイスドライバがインストールされていて、ダブルタップでファイルの複数選択や、ドラッグ&ドロップがデフォルトで出来て、いちいちクリックボタンを押す必要が無く、快適だった。
Macを使い始めたときも、システム環境設定でまっさきにタップでクリックを有効にしたのだけど、Windowsのようにダブルタップでファイル選択する設定が見つからなかったので、Macではタップだけでドラッグ&ドロップができないものだと思い込んでいて、長いこと不満だった。
ところが最近になって、システム環境設定のアクセシビリティからポインタコントロール(OSがMojave以前の場合はマウスとトラックパッド)を選択後、トラックパッドオプションのドラッグを有効にするからドラッグロックありを選ぶと、ダブルタップで複数ファイルの選択や、ドラッグ&ドロップができることを発見。こ、これだ~~~!!!
Boot Camp上でも、Boot Camp コントロールパネルのドラッグ維持を有効にすると、Macとは若干挙動が違うけど、ダブルタップでファイルの複数選択や、ドラッグ&ドロップが出来るようになった。
VM上のUbuntuであれば、Macと全く同じ動作で複数ファイルのドラッグ&ドロップできる。
今まででも、Boot Camp上ではタップでクリックを有効にしていれば、ファイルの複数選択だけや、1つのファイルだけであればドラッグ&ドロップできていたけど、複数ファイルのドラッグ&ドロップをやるには、クリックボタンを押し続けなければいけなかった。
実は最近、自分が所持しているMacBook Proのトラックパッドのクリックの効きが悪くなっていて、左クリックや右クリックをするのに物凄く力を入れなければならなくなっていたので、クリックボタンを押し続けなければいけないのは、めちゃめちゃストレスだった。
Macを使い始めて10年近く経つけど、こんな設定、今まで知らなかった。もっと早く知りたかった…。個人的には、デフォルトで有効にしていいくらい快適な設定なのだけど、Macを使いこなしている人には常識なのかな…?
よく考えたら、ドラッグロックありじゃなくてドラッグロックなしにした方が、ドラッグロック解除のために1回余計にタップする必要が無くなっていいかも。そもそも、Boot CampじゃないWindowsPCも、デフォルトはそういう操作性だし。
残念ながら、Boot Campのドラッグ維持だと、ドラッグロックありしか選べないみたいなので、これはそういうものと思って諦めるしかないかな。