【入社エントリ】 ポートに中途入社しました!
【入社エントリ】 ポートに中途入社しました!
1. はじめに
こんにちは、就活会議でバックエンドエンジニアをしている 川本 です。
今年の10月にポート株式会社に中途入社しました。
エンジニア4年目にして初めての転職を経験しました。
今回は、私がなぜ次のステージとしてポートを選択したのか、そして入社してみて実際にどう感じているかを綴りたいと思います。
2. これまでの経歴
前職では、20年近く運用されている大規模なCtoCグローバルECサイトの開発・運用にWebエンジニアとして携わっていました。歴史ある大規模サービスならではの開発を行ってきました。
3. ポートについての紹介
ポート株式会社は、「社会的負債を、次世代の可能性に。」をパーパスに掲げ、テクノロジー×リアルで社会課題の解決に取り組んでいる急成長中の企業です。
主力事業の一つである人材領域では、新卒就活生向けの口コミサイト「就活会議」をはじめ、「キャリアパーク」「みん就」など複数のサービスを展開しています。
その他にも、電力・ガスの見直しサービス「エネチョイス」などのエネルギー領域や、不動産投資支援といった新規領域にも事業を拡大しています。
複数のサービスを展開しているため、エンジニア組織も様々な技術スタックやバックグラウンドを持つメンバーが集まっており、日々切磋琢磨しながら開発を行っています。
4. なぜ入社を決めたのか
転職活動ではこれまでの経験を活かしつつ、エンジニアとしてさらに成長できる環境を探していました。
その中でポートに出会い、以下の4つの点に魅力を感じ、入社を決めました。
- 多様なサービス・技術・人: 複数のサービス・技術スタックが存在し、様々な強みを持つエンジニアと切磋琢磨できる環境が魅力的でした。
- 選考プロセスの柔軟性: 当初SREでスカウトいただきましたが、開発をやっていきたいという私の意向を汲んでいただき選考プロセスを柔軟に変更いただけました。
- AIへの積極投資: 開発効率やプロダクト価値の向上のために、AIに積極的に投資し、実践的に活用している姿勢に共感しました。
- クラウドネイティブな環境: オンプレ経験が長かったので、クラウド+コンテナでの開発・運用経験を積める環境に惹かれました。
5. 入社してみて実際どうだったか
入社して2ヶ月が経ちましたが、具体的に印象に残っているポイントを紹介します。
① AI活用が「当たり前」にある環境
まず驚いたのは、AI活用の浸透度です。
社内には専門のAIチームが存在し、開発部に対して新規モデルの共有や活用方法のアドバイスを頻繁に行ってくれます。「AIをどうプロダクトに組み込むか」という議論が日常的に行われており、新しい技術を試すことに躊躇がない、フットワークの軽さを感じます。
また、開発フローはGitHub上で完結するように整備されており、GitHub Copilotとの相性が抜群です。AI支援を受けながらコーディングに集中できるため、非常に効率よく開発が進められています。
② 技術的負債を溜めない、健全なシステム運用
常にシステムを健全な状態に保とうとする意識がチーム全体に根付いています。
- 積極的な技術アップデート: Railsや各種ライブラリのバージョンアップが頻繁に行われており、新しい状態に保たれています。事業側の施策だけでなく、技術的な改善やリファクタリングも盛んに行われています。
- 週1回のパフォーマンス定例: Datadogを活用してスロークエリやN+1問題を特定し、修正するサイクルが毎週回っています。パフォーマンスのボトルネックを放置しない習慣が徹底されていると感じました。
- 全員参加のエラー当番: 開発者全員が持ち回りでエラーやアラートを確認します。これにより、特定のエンジニアにトラブルシューティングを依存することなく、全員がシステムの状態を自分ごととして捉えられています。
③ 手戻りを防ぐ「ドキュメント文化」
新たな仕様や変更点について、ドキュメントを残して共有する文化が根付いています。
特に特徴的なのは、実装前にエンジニア自身が 「タスク定義書」 を書く習慣です。
- タスクの背景や目的を整理する
- 実装方針や設計をドキュメント化する
- レビューを受けてから実装に入る
このフローのおかげで、見積もりの精度が上がり、実装の手戻りを減らすことができています。中途入社の私にとっても、ドキュメントが地図代わりとなり、スムーズにキャッチアップする助けになりました。
④ 心理的安全性の高さと、豊富なコミュニケーション機会
技術面だけでなく、カルチャー面も非常に働きやすいです。
日々の開発の中で、メンバーの良い取り組みに対しては自然とポジティブなフィードバックが飛び交い、称賛する文化が根付いているように感じます。
また、対面でのコミュニケーション機会も豊富に用意されています。
週1回の出社に加え、半期ごとのキックオフや事業部交流会、月2回までの交流ランチ補助などの制度があります。
前職はフルリモートでしたが、こうした対面の機会が良いリフレッシュになりつつ、チームに馴染むための心理的なハードルを下げてくれました。中途入社でも疎外感を感じることなく溶け込みやすい環境が用意されています。
6. これからやっていきたいこと
整った環境と優秀なチームメンバーに囲まれ、エンジニアとして働く上で非常に恵まれたスタートを切ることができました。
今後は、まずは「就活会議」や連携サービスの仕様・システム理解を深め、足元を固めていきたいです。
その上で、技術的負債の解消やパフォーマンス改善、システムの安定運用といった課題に対し、受け身になるのではなく、自ら発見し改善するサイクルを回していきたいと考えています。
最終的には、プロダクト全体の開発体験を向上させ、チーム全員がより本質的な価値提供に集中できる環境作りにも貢献したいです。
こんな人がポートに向いていると思います
入社してみて、以下のようなマインドを持つ方が当社には合っていると感じました。
- 技術が好きで、新しいことへのキャッチアップを楽しめる人
- チームでのコミュニケーションを大切にし、「共有」や「称賛」ができる人
- 決められたタスクだけでなく、自ら課題を見つけて改善していける人
- 変化の速い環境をポジティブに捉えられる人
これらにピンとくる方であれば、きっと楽しく働ける環境だと思います。
もしご興味を持っていただけたら、ぜひ気軽にカジュアル面談にお越しください!
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