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余裕があれば家計簿は自作して拡張すべきだと感じた件

に公開

⁠はじめに

この記事はポート株式会社 サービス開発部 Advent Calendar 2025の11日目の記事です。

https://adventar.org/calendars/11750

ポート株式会社で新卒3年目のshibadazoです。私自身大学の頃を含め、一人暮らし7年目に突入しました。

一人暮らしをする中でこれまで数多くの家計簿アプリを使用しては途中で断念を繰り返してきました。。

そんな自分がここ2年断念することなく、家計簿をつけ続けることができた自作の家計簿についてお話ししてみたいと思います。

作成した背景

そもそもなぜ自分で家計簿を作ろうと考えたのかと言いますと、冒頭にもある通り既存の家計簿アプリでは家計簿をつけ続けることができなかったことがあります。

既存のアプリで続けられなかった原因と家計簿をつけるに当たってやりたかったけどできなかったことは以下の通りになります。

続けられなかった原因

  • アプリに接続するのに時間がかかる
  • 記録をしたいときに記録ができない

やりたいのにできなかったこと

  • 分けたい項目・ジャンルに分けられない
  • 項目や年月とかをグラフとか時系列で比較したいけどできない

今回自作したものは上記の問題点や懸念点を解決し、忘れずに負担なく家計簿をつけ続けることができるものを目指して作成したものになっています!

環境

今回自作した家計簿はLINEGoogleスプレッドシートを基盤として、webhookによる通信を用いて作成しました。

上記の2つを基盤に選んだ理由としては、

  • 無料で使うことができる
  • 記録したいときにすぐつけられる
  • 自分好みでカスタマイズできる

の3つが挙げられます。

LINEもGoogleスプレッドシートもアカウントさえあれば無料で作成・運用できるので、初期準備が特に不要だったので非常に取り掛かりやすかったです!

また記録したいときにすぐつけられる点は、LINEはすぐに送信ができずとも記録として残しネットが繋がり次第再送信してくれるため自己負担が少なく、家計簿を記録する負担が減ります。

最後記録する内容やカテゴリー、集計に関しては、Google Apps Script(GAS)やGoogleスプレッドシートで運用しているため、自分好みに運用・更新することができます。

自分好みにカスタマイズした点

個人的にカスタマイズできてよかったと思う点としては、自分で決めた月々の目標金額を超えたら通知がくるようにできた点です。

これは他の既存の家計簿アプリでは見られなかった機能のため、自作ならではないかと思います。

自身が決めたカテゴリーごとの目標金額を超えていた場合、記録をつけようとしたタイミングで目標金額を超えていることをメッセージに合わせて返事が返ってきます。

これにより、支出をなるべく抑えることへ繋げることができていると思います!

運用

入力

上記の画像を見て分かる通り、入力は非常に簡潔です。

入力ルールとしては、

  • 何に使ったか
  • カテゴリー
  • 金額

この3つを改行して入力していきます。

入力した際、不適切な入力体系だった場合や用意していないカテゴリーで送信した場合、Googleスプレッドシートには入力されず、書き込みに失敗した旨のメッセージが返ってきます。

集計

運用を通して、作成された集計結果が上記になります。

カテゴリー別の収支や時系列による上限の変化など比較的一目で分かるようにしています。

まとめ

本記事では、私自身が家計簿をつけるにあたって継続できるために作成し2年ほど運用した自作の家計簿のシステムについて紹介してみました。

私自身既存の家計簿アプリでは三日坊主で終わってしまうことが多かったのですが、今回紹介した家計簿では、2年ほど忘れずにつけ続けることができています。

問題点やそれに対する対応策など1つずつ改修・検討していくことで自分に合ったものにできていると思います。

まだまだ改善の余地やできることはあると考えているため、必要に応じて今後も拡張していきたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。弊社の他の社員もアドベントカレンダーを書いております。そちらもぜひご愛読いただければと思います。

https://adventar.org/calendars/11750

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