Azure試験対策 AZ900 よく間違う・よく出るサービス 〜その1〜
Azure Storage
参考
特徴
- 高可用性
- 冗長性により障害発生時も安定的にアクセス可能。
- 災害時のため、データセンターや地理的にまたがってレプリケートすることも可能。
- セキュリティ
- すべてのデータが暗号化される。
- アクセスできるユーザーを細かく制御可能。
- スケーラブル
- アクセス
- 各データにHTTPまたはHTTPSでアクセス可能。
- Java,Python,NodeJSなどのAzure Storage クライアントSDKもある。
ストレージアカウントの種類
Standard汎用v2
とPremium XXX
(3種類)の計4種類がある。
Standard
はすべてのサービス(後述)が利用可能で、ほとんどの場合これで十分。
Premium XXX
は一部のサービスしか使えないが、そのサービスに特化しているようなイメージ。
ストレージアカウントとサービスの関係性
ストレージアカウントの中にそれぞれのサービスがあるイメージ。
サービスの種類
サービス | 概要 | ユースケース | AWS互換サービス |
---|---|---|---|
BLOB | テキスト・バイナリデータのためのオブジェクトストレージ | 画像/ドキュメント/Webページなどの静的コンテンツの配信、バックアップデータの保管、など | S3 |
Files | フルマネージドのファイル共有サービス。NFS | ファイルサーバー | EFS |
Queue | メッセージングサービス | メッセージング処理 | SQS |
Table | NoSQLデータベース | Web アプリケーションのユーザー データ、アドレス帳、デバイス情報 | SimpleDB (DynamoDB) |
Disk | Azure VM のためのブロックレベルのストレージボリューム | EBS? |
冗長オプション
プライマリリージョンでの冗長性
オプション | 略称 | 概要 |
---|---|---|
ローカル冗長ストレージ | LRS | プライマリリージョンの1つの物理的な場所内で、データを同期的に3回コピーする。 最もコストがかからないが、高可用性または持続性を必要とするアプリケーションには推奨されない。 |
ゾーン冗長ストレージ | ZRS | プライマリリージョンの3つのAzure可用性ゾーン間でデータを同期的にコピーする。 高可用性を必要とするアプリケーションでは、プライマリリージョンでZRSを使用し、セカンダリリージョンにもレプリケートすることが推奨される。 |
セカンダリリージョンでの冗長性
高持続性を必要とするアプリケーションでは、プライマリ リージョンから数百キロ離れたセカンダリリージョンにストレージアカウントのデータを追加でコピーすることもできる。
オプション | 略称 | 概要 |
---|---|---|
geo冗長ストレージ | GRS | プライマリリージョンではLRSを実施し、セカンダリリージョン内でもLRSを実施する。セカンダリリージョンへのデータコピーは非同期。リージョン内でのコピーは同期的。 |
geoゾーン冗長ストレージ | GZRS | プライマリリージョンではZRSを実施し、セカンダリリージョン内ではLRSを実施する。セカンダリリージョンへのデータコピーは非同期。リージョン内でのコピーは同期的。 |
- プライマリリージョンの冗長方式が異なるのみで、セカンダリリージョンではLRSが採用されている。
- セカンダリリージョンへのデータコピーは非同期的に行われるため、プライマリリージョンで障害が発生し復旧が困難な場合、データが一部復元できない場合がある。
持続性(耐久性)と可用性
読み取り/書き込みの可用性はほとんどが99.9%
。
ストレージアカウントに対して、セカンダリリージョンのデータへのアクセスが有効になっている場合は99.99%
になる(読み取り)。
Microsoft Sentinel
スケーラブルでクラウドネイティブのセキュリティ情報イベント管理 (SIEM) およびセキュリティ オーケストレーション自動応答 (SOAR) ソリューション。
Azureだけでなくオンプレなどのあらゆるリソースからログを収集し、脅威分析・自動対処などを行ってくれるサービス。セキュリティ関連。
Azure Synapse Analytics
データウェアハウスのすごいやつ。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/synapse-analytics/overview-what-is
Azure Data Lake Analyticsとの違い
下記によれば、
Azure Synapseは、データウェアハウスやビッグデータシステム全体のインサイトまでの時間を短縮するエンタープライズアナリティクスサービスです。Azure Synapseは、エンタープライズデータウェアハウスで使用されるSQLテクノロジー、ビッグデータで使用されるSparkテクノロジー、ログおよび時系列分析用のData Explorer、データ統合およびETL/ELT用のPipelines、Power BI、CosmosDB、AzureMLなど他のAzureサービスとの深い統合の長所を結集しています。
Azure Data Lake Analyticsは、ビッグデータを簡素化するオンデマンドの分析ジョブサービスです。ハードウェアの導入、設定、チューニングの代わりに、クエリを作成してデータを変換し、価値あるインサイトを抽出します。この分析サービスは、必要な電力量を設定することで、あらゆる規模のジョブを即座に処理することができます。ジョブの実行時にのみ料金を支払うため、費用対効果に優れています。
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
らしい。
分析だけしたい場合はAzure Data Lake Analytics
、分析+他サービスとの連携をしたい場合はAzure Synapse
を利用するといった感じか。
AzureはAWSと比べて1つのサービスでやれることが多いうえ似たようなサービスがいくつかあるので理解が難しく感じる。
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