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【初級編】XRP Ledgerとは
【初級編】 XRPLedgerとは
- 【初級編】ブロックチェーンとは
- 【初級編】ブロックチェーンの仕組み
- 【初級編】 XRPLedgerとは
はじめに
こんにちは、ぽこ太郎です。
💡 この記事を読むとわかること
- XRP Ledgerの基本概念と特徴
- XRP Ledgerのエコシステム(関連チェーン)の全体像
- XRP Ledgerの主要なネットワーク(Mainnet/Testnet/Devnet)の違い
XRP Ledger(エックスアールピーレジャー)って何?
XRP Ledger(XRPL)は、2012年にリリースされた分散型台帳技術(DLT)です。
特徴は以下の3つ:
- 超高速な取引処理:4秒で決済完了
- 極めて低い手数料:1取引あたり約0.00001XRP(約0.0001円)
- 高いスケーラビリティ:1秒あたり1,500取引を処理可能
XRP(エックスアールピー)って何?
XRP Ledger内で使用される基軸通貨であり、ブロックチェーンに情報を書き込む際の取引手数料として利用されます。
⚠️ よくある勘違い
企業レベルでも誤解されていることが多いため、十分ご注意ください。
XRP Ledgerの読み方
- 正:エックスアールピーレジャー(または、エックスアールピーエル)
- 誤:リップル、リップルレジャー
Ripple社との関係性
XRP Ledgerはオープンソースのプロジェクトであり、Ripple社とは直接の関係はございません。
XRP Ledgerが誕生した歴史的な背景を知ることで、より理解を深めることができます。
- 正:「Ripple社がXRP Ledgerをコントロールしている」は誤解
- 誤:「Ripple社がXRP Ledgerのコントリビューター」が正解
関連するブロックチェーン
下図に示す関連ブロックチェーンは、互いに連携しながらエコシステムを構成しています。
-
Xahau Network
XRP Ledger Protocolをベースとしたブロックチェーンです。
大きな特徴としてアカウントベースのスマートコントラクト機能Hooksを利用できます。
https://xahau.network/ -
XRPL EVM サイドチェーン
Axelarブリッジを介して、XRP Ledgerやその他のネットワークと接続されるブロックチェーンです。また、ガストークンとしてXRP LedgerからブリッジしたXRPを利用します。
https://www.xrplevm.org/ -
The Root Network
XRPをガス代として利用できるEVM互換のブロックチェーンです。本ハッカソンの対象チェーンではありませんが、補足情報としてご紹介いたします。
https://www.therootnetwork.com/
XRP Ledgerの主要なネットワーク
ネットワークの種類
- Mainnet: 安定版リリース
- Testnet: 安定版リリース
- Devnet: ベータ版リリース
JSON-RPC, Websocket
- JSON-RPC: クライアントが「聞きたいこと」を1回1回 問い合わせる形式
- Websocket: 一度接続すれば サーバーからもクライアントからもメッセージを送れる双方向通信
まとめとこれからの学び方
- XRP Ledgerは「グローバルコミュニティ主導のエンタープライズ向けブロックチェーン」!
- 関連チェーン(Xahau Network、XRPL EVM サイドチェーン)と連携した豊かなエコシステムを構築しています
- まずはTestnetで「使ってみる」ことで、XRP Ledgerの特徴を実感できます!
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