BOOTHで技術書をPDFで販売する
BOOTHで技術書を販売する
昨今、Zennやnoteも含めて国内でナレッジを販売するサービスは色々あるとは思いますが、3DCG関連の技術書においてはBOOTHでよく販売されている印象があります。
私もこんな感じでBOOTHにいくつか出品しています。
販売するファイルのデータ形式としては「zip」にしてしまえばWordでもExelでも動画でも何でも商品にできますが、電子書籍を売るのであればスマホで購入した際にそのまま読める「pdf」が良いですね!
どうやってPDFを作る?
「よし、私も書くぞ!」と思った場合に、最終的にPDFで出力するにしても原稿は何で書けば良いでしょうか?これは恐らく色んな方法があると思いますが、私がオススメするのはWordで書いて、PDFでエクスポートする方法です。
本稿ではWordで原稿を書いてPDFで出力するだけでなく、背景画像やページ番号といった装飾を施して見栄えを良くする方法についても解説します。
Wordで原稿を書いてPDFを出力する
まずはいつも見慣れたWordで原稿を書きます。書式はお好みで。
管理人の場合は、メニュー「レイアウト」で余白を狭くしたりフォントをメイリオにして、あとは行間を読みやすいよう調整したりします。見出しも見出しのスタイルを設定しています。
原稿を書き終えたらメニューの「ファイル>エクスポート」で「PDF/XPSの作成」ボタンを押してPDFで出力するだけです。とてもカンタン!
たったこれだけで、貼り付けた画像や図形もちゃんと綺麗にそのままPDFで再現してくれます。
背景画像を設定する
ただ、このままでは味気ないので全ページ共通の背景画像を設定します。
Wordの原稿の書式がA4サイズなら、PhotoshopでもA4サイズで背景画像を作成します。
下図では解像度を72ppiにしていますが、あまり解像度を高くするとサイズオーバーでWordに読み込めないので注意してください。
そして下図のような枠のデザインを作成してみました。
こちらをBMPやPNGなど一般的な形式で保存します。
Wordに戻ったらメニュー「デザイン>ページ背景>ページの色>塗りつぶし効果」を選択。
そして「図」ではなく「テクスチャ」タブから画像を挿入します。
全ページにページ番号を挿入する
メニューの「挿入>フッター>フッターの編集」を選択して、編集可能状態にします。
そして「挿入>図形」でテキストボックスをフッター内に作成します。
下図の例では、テキストボックスを右下に配置して枠線や背景色を「なし」にしました。
次にテキストボックスの内容をページ番号にするために、テキストボックスを選択状態にしておいてから「挿入>ページ番号>現在の位置」で番号の種類を選びます。
数字が入るだけでOKなら「番号のみ」を選択すればOKです。
これで全ページの同じ位置にテキストボックスが配置され、ページ番号が表示されます。
いよいよ販売!
商品となるPDFが用意できたら、BOOTHでショップの登録をして商品として並べるだけです。
BOOTHはお値段設定に自由が効くのと(無料にもできる)手数料が低いのがとても良いですね!
ぜひぜひ、みなさまも電子書籍をリリースしてみてください!
Discussion