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OneNote のマクロを作成する

2022/07/16に公開

Ontastic の利用

OneNote は大量のテキスト情報をまとめたりチームで共同変数するのに大変便利なアプリケーションですが、標準では足りない機能が多く、例えばテキスト置換さえも備わっておらず、マクロでカバーしようにも Excel・Word・PowerPoint などとは違って OneNote には VBA によるマクロ機能が標準で備わっていません。

しかし「Onetastic」というアドインを導入することですでに存在する沢山の便利なマクロを利用したり、自身で独自のマクロを作成できるようになります。
https://getonetastic.com/

無料版の制限

ただし無料版での制限が大きいため注意が必要です。

  1. マクロのダウンロード 20 回まで
  2. マクロの実行 500 回まで
    https://getonetastic.com/pricing

マクロを自作する際には、やりたいことに近い既存マクロの中身を参考にすることになると思いますが、無料で触っている際にはまずはダウンロード回数の注意が必要そうです。

また、テキストの整形や置換・行のソートなど便利なマクロを普段からよく利用しているとあっという間に 500 回に到達すると思われるため、OneNote をガッツリ使用している場合は有料プランを検討した方が良いでしょう。$15 / year なのでリーズナブルには思います。

導入方法

こちらで丁寧に解説されています。
https://www.naporitansushi.com/onetastic/

マクロの作成方法

初めて Ontastic でマクロを作成する人向けの第一歩について手順を書いておきます。
ここではページ内で選択したテキストを赤色・太字に設定するマクロを例に挙げます。

既存マクロの中身を覗く

まずはすでに存在するマクロを開いてどう記述されているか参考にします。

Macros リボンから Download Mactos ボタンを押して、マクロを検索します。

中身を見たいマクロを選択して Load in Macro Editor をクリック。

すると Macro Editor が起動して中身が確認できます。

Macro Editor でマクロを作成する

参考にしたマクロを元に、実際にマクロ作成を試してみます。

まずはメニューから新規マクロの作成ボタンをクリック。

Macro Editor が起動します。

触ろうとすると直接テキストを入力できない事に気付きますが、まずは左に並んでいるボタンから ForEach をクリックしてみましょう。すると ForEach 文の雛型が追加されます。

$ をクリックして変数を $TextObject_1 と定義します。

次に、in の右隣にある "" をクリックします。

現在のページを対象にするため QueryObjects("Text", GetCurrentPage()) と入力。

これで ForEach 文の最初の行が出来上がりました。

次はまた左のボタンから If 追加して "" をクリックします。

選択中のテキストに処理するために !($TextObject_1.selected == true) と入力します。

Continue ボタンを押してまた1行追加します。

次にメニューの Insert から Expression を挿入します。

字下げ位置を揃えるために「▼」ボタンを押します。

If の位置に揃いました。具体的に処理する内容を記述するために "" をクリックします。

フォントを赤くするために $TextObject_1.fontColor = "red" と入力。

もう1つ Expression を挿入します。

フォントを太字にするために $TextObject_1.bold = true と入力。これで完成です。

メニューの File から Save を選択。

マクロ名・カテゴリ・説明文などを記載して保存します。

マクロの実行

ページ上のテキストを選択します。

Other のプルダウン内からマクロを実行。

すると処理が走ってテキストが赤・太字になりました。

マクロの習熟

Download Mactos でダウンロードできるマクロは2022年7月現在で 632 も存在します。

ネット上に解説記事は少なそうに思えるため、自分がやりたい処理に近いマクロを探してダウンロードして使ってみて、参考にしたり編集したりして徐々に習熟していく感じになりそうです。

おまけ:クイックアクセスツールバーに登録

クイックアクセスツールバーは他の Office 製品と同じように File > Options > Quick Access Toolbar から Show Quick Access Toolbar で表示できるので、まずは表示しておきましょう。

次に先ほど作成したマクロを右クリック Add Menu to Quick Access Toolbar を選択。

するとクイックアクセスツールバーにマクロが登録され、実行しやすくなります。

参考サイト

マクロ作成時の公式ドキュメントはこちら。
https://getonetastic.com/docs
チュートリアルはページ左側のカラム内に並んでいますが、オブジェクトのプロパティなど調べたい場合はページ右側のカラム内からアクセスできます。

Text Object のプロパティはこちらのような感じで閲覧できます。

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