今さら聞けないWeb3とSociety 5.0って?
ぽちぽちのつどいGW Advent(?) Calendar7日目の記事です!
わーおもう7日目なんですね〜
今回は少しテイストを変えてコードとかではなく今更ではありますがweb3についてまとめました。
先ほどXで久しぶりにweb3と言う単語を見つけたので調べました。
web3
やSociety 5.0
わかった気でいたけど何なんだっていうワードについてまとめます。
今回も例によってGPTには先生になってもらいます。
web3に入る前に...
2〜3年ほど前生成AIが世間から注目を受け始めるか否かのころにweb3
と言う単語を驚き屋の皆さんや商材系のアカウントがよく使ってたイメージですが最近は「〇〇っていうAIがやばい!」しか見なくなりました。まぁ驚き屋の皆さんのおかげでAI周りのキャッチアップは捗ってる訳ですが...
web1~web3まで
web1:読むだけのウェブ(1990年代~)
ユーザーのほとんどはwebを閲覧するだけでサイトもほぼ静的なものばかりでした。
Yahoo!ディレクトリ、個人ホームページ、掲示板(BBS)などが代表的かなと思います。
2chもこの時に出来て流行りました。webページもHTML中心で静的出会ったと言うのが特徴的です。
GPT先生:
雰囲気:図書館に近い、情報は片方向
web2:参加するウェブ(2000年代半ば~)
ブログなどから始まったと言われており日本ではMIXIとかアメブロが先駆けなのかなといった印象。
この時生まれたのがFacebook、YouTube、Twitter、Wikipedia、InstagramといったSNSです。
これの大きな問題点はGAFAに代表される巨大企業にデータが集中し、データの取り扱い特にセキュリティなどの懸念があります。
GPT先生:
誰でも投稿できる → SNS・ブログ・動画共有の爆発
問題点:GAFAなどの中央集権化・データ搾取が進行
雰囲気:みんなの広場だけど、運営は一部の巨大企業
web3:所有するウェブ
分散型ウェブとも言われており、ブロックチェーン技術などを使ってユーザーが自律分散的にデータを管理できると言うのが理想です。web3
ではユーザーデータを分散型ネットワーク(ブロックチェーン)に保存するので通信やデータ保存の際にサーバーを経由する必要がないのでweb2の問題である中央集権的なインターネットからユーザーは解放されます。
キーワードとしては分散型ネットワーク、ブロックチェーン、メタバース、NFT、などがあります。
GPT先生:
理想:データ・ID・価値を自分で持ち、運営にも関与できる
現実:UXが難しく一般普及は限定的、ただし金融・アート分野で実績あり
Society 1.0~Society 5.0まで
そもそもSociety〇〇ってなに?
内閣府が提唱しており内閣府のHPによると...
Society 5.0とは我が国が目指すべき未来社会の姿であり、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く新たな社会です。
とあり新たな社会であり目指すべき未来社会の目標としてSociety5.0があることがわかりました。
GPT先生:
Society 1.0〜5.0は日本政府(特に内閣府)が提唱した未来社会のコンセプトで、特に「Society 5.0」は日本のAI戦略やスマート社会のビジョンの中核です。
Society 1.0:狩猟社会
原始時代とも言われる時代で狩猟をして飯を食うと言うことが生活であり社会の始まりでもあります。
石器などの基本道具が発明され人々はこれを持って狩猟などを行い生き延びて行きました。
GPT先生:
社会構造:小規模な部族・共同体
Society 2.0:農耕社会
農業と定住、村落形成が行われた時代です。農具・水利技術の発展が特徴であり田んぼや米作りなどが始まった時代からがここに含まれます。
国,宗教,階級など今の社会の基礎が築かれていった時代でもあります。
GPT先生:
社会構造:階級・所有制度が生まれ、国や宗教が登場
Society 3.0:工業社会
18~19世紀のイギリスで始まった第1次産業革命の頃からと言われており、この頃から電気や蒸気機関の発明によって大量生産大量消費が始まった時代でもあります。現代社会の基礎とも言える時代はここからです。
またこのころにインターネットなどの開発も含まれます。
労働や教育などの分野において今の社会の基礎が築かれました。所得格差など様々な社会問題も出てきた時代でもあります。
GPT先生:
社会構造:会社・国家単位の中央集権化、大量雇用
象徴:製造業中心の経済、教育=労働力育成
Society 4.0:情報社会
ICTやIOTといったことが当たり前になっている時代で人とものがインターネットで繋がっていることが当たり前になっている時代。インターネットを使って注文配送までICTを活用などが例として挙げられます。問題点としては格差の拡大や監視カメラやGPSなどの監視社会化、年配者などのインターネット弱者と若者などとの情報の格差が挙げられます。
GPT先生:
技術水準:インターネット、PC、モバイル、データベース
社会構造:情報を持つ者が優位(Google、Amazon等)
問題点:情報の偏在、格差の拡大、監視社会化
Society 5.0:超スマート社会
先ほど述べたように内閣府によると我が国が目指す未来社会であり、AI・IoT・ロボット・ビッグデータなどの先端技術を活用して経済成長と社会課題の解決を両立させることを目的とした人間中心
の社会です。技術が主役ではなく、人がより良く生きるために技術がどう使われるかが重視されます。
この社会では、スマートシティの実現やサイバー空間と現実空間の融合によって少子高齢化、地域格差、災害対応、教育・医療・交通などの分野で一人ひとりに最適化されたサービスが当たり前になります。
例としてはMR/XRを活用した遠隔医療や、物理的に離れた家族との没入型コミュニケーション、ドローン配送のような超効率的な物流などが挙げられます。
ここではWeb3も重要な構成要素の一つとして機能し、分散性・透明性・信頼性といった技術的特性が、「持続可能で包摂的な社会」の基盤を支えます。
思想としてのweb3が日常の当たり前になるステージとも言えます。
GPT先生:
理想:「人間中心」の社会
技術基盤:AI・ブロックチェーン・自動運転・5G/6G・スマートシティなど
今の社会って...
私の感覚にはなってしまいますがSociety 3.5と言っても良いのではないかなと感じています。Society3.0から少し進んだ社会ですがSociety4.0ほどIOT化やDXといったのが普及していないように感じます。AI分野も3年前からじゃ考えられないほど進歩していますがSociety5.0と言えるようになるにはまだまだ先かなといった印象です。
スマホで何でも出来つつありますがまだ学校や病院、会社といったインフラがまだ4.0と言うには不十分だと感じるのが要因かもしれません。
GPT先生:
3.0→4.0:ハード(工場・都市)からソフト(データ・ネット)への主役交代
4.0→5.0:単なる「情報処理」から「意味理解・課題解決」へ(AIと自律システム)
阻害要因:制度の遅れ・倫理問題・人材不足・地方と都市のギャップ
web3とSociety 5.0の関連
相互的に補完するといったことは可能ですが主導者や文化が違うので完全に一緒にすると言うことは難しいかもしれないです。しかし、Web3はSociety 5.0の「分散性・自律性・信頼性」の一つのパーツになり得るとも言えます。つまりweb3の普及段階を表すといったことは可能です。
Society 3.0:Web3の「前提問題」(中央集権への違和感)が育つ段階
Society 4.0:Web3はこの段階で「構想→実装」され始めるが、まだマニアック
Society 5.0:Web3がようやく「思想」ではなく「日常」になる段階
これらを踏まえるとSociety 5.0では分散型IDで行政手続きの透明性向上、DAOで地域自治の再構築などweb3の技術を使っていることが考えられます。
GPT先生:
Society 5.0は「国レベルで理想社会を設計しよう」というトップダウンな未来像
Web3は「既存のインターネットをユーザーの手に取り戻そう」という草の根のテクノロジー運動
Society 5.0を体験できるぞ!
Society 5.0
を見て感じて体験できるってなんだよとか思われてるかと思いますが4/13~10/13までの半年間大阪の夢洲で開催されている大阪・関西万博の未来の都市パビリオンないで体験ができます。私も先日万博へ行き早速体験してきました。
じつはこの未来の都市パビリオン今回の万博で一番敷地の広いパビリオンであり、私は回るのに1時間かかりました。←全部回って体験しようとするからですが...
内部ではKDDI,HITACHIの参加型展示が行われていたり、未来の都市の様子、Society1.0~Society5.0
までをまとめた展示などがあり、いろいろ回ったあと最後に川崎重工やクボタ、KOMATSUなどの企業が最新の機器やモックなどを展示している場所があります。ここのテーマはSociety 5.0
各企業が目指す社会やIOT,ICT社会の機器が展示されていました。
写真は川崎重工が提案する未来の乗り物[CORLEO]です。
PV見た方もいると思いますがかっこいいのでぜひ!
ほかにもさまざまな企業が共同出展していて体験したり見たりとできるのでぜひ一度おとづれていただきたいパビリオンです。
場所:西ゲート近く「くら寿司」の前
万博公式HP:
未来の都市パビリオン:最後に
ここまで読むとなんとなく察するかと思いますが最後の万博の話がしたかったのでこの記事を書きました。しかしなかなか聞き辛い内容だとおもうので参考になれば幸いです。
万博の開催期間は半年ですのでぜひ行って体験してみてください!
というわけで、ぽちぽちのつどいGW Advent(?) Calendar 7日目はweb3,Society 5.0について大阪万博でのSociety 5.0についてでした!
参考
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