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YAMAHAのルーター(RTX1300など)で接続するクライアントにIPv6を割り当てないようにする方法
YAMAHAのルーター(RTX1300など)で、接続するクライアント(PCやスマホ)にIPv6アドレスを割り当てないようにする方法の備考になります。
背景
背景としては、ネット回線とルーターを新しくしてからなぜか特定のスマホゲームなどで通信エラーが頻発するようになり、調べたところIPv6での通信が原因だったためです。
実際にIPv6アドレスの割り当てをやめてからはエラーは無くなりました。
調べた情報によるとゲームのサーバーがIPv6に対応していないとか。。。(まだそんなことあるんですね。
現状ではIPv6でなくても(IPv4だけでも)問題はないので、ひとまずIPv6は割り当てない設定にしてしまおうと。
PCだけならPC側で設定もできるのですが、iPhoneなどは端末側では制御できないので。
IP制限のホワイトリストに登録しているのにアクセスできないと思ったらIPv6でアクセスしていた件
リモートワークで接続元のIPを意識することもあり、その際に意図せずIPv6アドレスが利用されていてハマったということもありました。
IPアドレスのホワイトリストにIP(IPv4)を登録しているのになぜかアクセスできず、なぜかと思ったらIPv6のアドレスでアクセスしていたという。。
IPv6を割り当てないようにする設定(コマンド)
まずは、下記記事などで既にネット接続が出来ていることが前提となります。
上記記事などGUIでプロバイダの設定を行うと、自動でIPv6を割り当てるような設定が追加されています。
下記はlan2が外部ネットワーク(インターネット側)で、lan1が内部ネットワーク(PCなどを接続する側)の場合の例です。
ipv6 lan1 address dhcp-prefix@lan2::xx:xxxx:x000:0/64
ipv6 lan1 prefix change log on
ipv6 lan1 rtadv send 1 o_flag=on
ipv6 lan1 dhcp service server
こんな感じに。
やることはシンプルで、この設定の下2行を消すだけです。
コマンドとしては、
no ipv6 lan1 rtadv send 1 o_flag=on
no ipv6 lan1 dhcp service
こうですね。
設定が消えていればOKです。
この設定が何者かを説明すると長くなるので、そこはネットで調べて頂ければと。(検索すれば出てきます。
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