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RTX1300で10Gbps回線を利用する際のチューニング設定(独断と偏見)
RTX1300で10Gbps回線を利用する際に行ったチューニング設定をまとめておきます。
個人的なチューニング内容ですので、あくまでも参考として参照ください。
開通までの手順も記事にしていますので、下記からどうぞ。
環境
環境としては下記のとおりです。
10Gbpsのスイッチングハブはまだお高かったり、発熱が凄かったりするので2.5Gbpsのものを利用しています。
なので、PC⇔インターネット間の最高速度は2.5Gbpsになります。
コンソールの言語とコードを日本語UTF-8に設定
コンソールでの日本語表示が文字化けしていたので、UTF-8に設定。
自分の環境ではUbuntu(WSL)からtelnetしている。
# console character ja.utf8
LAN1でジャンボフレームを使用できるように設定して、スループットの改善
1G以上のスループットならジャンボフレームを有効にしたほうが良いようなので、有効化。
※PC側もジャンボフレームを有効にしています。
# lan type lan1 auto mtu=9000
受信パケットバッファサイズを設定して、受信オーバーフロー対策
Rev.23.00.05
で対応された機能です。
たまに「受信オーバーフロー」で警告(エラーカウンターがカウントアップしています)が出ていたので、解消できないかと設定。
デフォルトは1024
なので、4096
と4倍に設定すると多少頻度が減ったような、、、
最終的に9216
まで増やしてほぼほぼ発生しなくなったようなので、これで様子見。
※結局のところ、9216
を設定しても発生したので、効果は無いかもしれません。
# lan receive-buffer-size 9216
通信速度は下り/上り共に1.6Gbpsに
みんそくで通信速度を測定した結果、下り/上り共に約1.6Gbpsが出ていました。
21:00頃に測った結果でこれなので、とりあえず満足。
10Gbpsの契約とはいえ、現状はこんなもんですかね。
まだスイッチングハブは2.5Gbpsもあれば十分っぽいですね。
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