コマンドプロンプトで使えるコマンド(Windows)
ipconfig
ネットワーク設定関連のコマンドです。
IPアドレスやサブネットマスクなどを調べることができます。
MACアドレスを調べる時は/allを付けます。
いくつか出てくるので、今自分が接続しているのはイーサネットなのかWi-Fiなのか見て、それに該当するMACアドレスを見ます。
ipconfig
ipconfig /all
ping
ネットワークの接続状況を確認するためのコマンドです。
主に通信先が生存しているかの確認に使います。
ping 8.8.8.8
ping google.com
IPアドレスとホスト名どちらを使用しても実行できます。
netstat
ネットワークの接続状況や通信の詳細を確認するためのコマンドです。
IPアドレスやプロトコル、ポート番号などを確認できます。
TCP/IPの学習に便利です。
netstat
現在のすべての接続とリスニング状態のポートを表示。
netstat -a
アドレスやポートをホスト名ではなく数値(IPアドレス、ポート番号)で表示。
netstat -n
数値表示、すべての接続、PIDの表示。
※PIDとは各接続に紐づいているプロセスIDのことで、どのアプリが通信しているか特定する。
netstat -ano
状態の種類
状態 | 内容 |
---|---|
ESTABLISHED | 接続が確立している |
LISTEN | サーバー待ち受け状態 |
TIME_WAIT | 接続を終了しようとしている |
nslookup
DNSサーバーに問い合わせをして、ドメイン名とIPアドレスの対応関係を調べるためのコマンドです。
nslookup google.com
nslookup 8.8.8.8
※IPアドレスから調べると対応するドメイン名を見つけられないこともあります。
tracert
PCから目的のサーバーまでの通信経路を調べるためのコマンドです。
tracert google.com
tracert 8.8.8.8
arp
IPアドレスとMACアドレスの対応を管理・確認するためのコマンドです。
特定の機器のMACアドレスがわからない時などに使います。
ブロードキャストする
arp -a
特定のIPのMACアドレスを調べる
arp -a 192.168.1.50
注意点
ARPテーブルは一度通信した相手(pingなど)しか登録されていないので、まずは ping を打ってから arp -a を使う。
ping 192.168.1.50
arp -a 192.168.1.50
net use
ネットワーク上の共有フォルダをローカルドライブとして割り当てしたり、アクセスしたりするためのコマンドです。
これを使うと、ネットワーク上の別のコンピュータやサーバーにあるフォルダを、ローカルドライブのように使えるようになります。
net use Z: \\192.168.1.10\SampleFolder
使い終わった後、割り当てたネットワークドライブを切断するには、次のコマンドを使います。
net use Z: /delete
ネットワークドライブや接続されている共有フォルダの一覧を表示する場合には、次のコマンドを使います。
net use
systeminfo
PCの詳細なシステム情報を一括表示するコマンドです。
systeminfo
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