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Flutterの環境構築手順(MacOS編)
前提
- OS:MacOS
- Flutterを使用してアプリ開発を始めたい方を対象としています。
- ターミナルを使用する操作が含まれます。
Xcodeのインストール
FlutterでiOSアプリを動かすためには、Xcodeのインストールが必要です。
- App Storeを開きます。
- 「Xcode」を検索してインストールします。
- インストール後、初回起動してライセンス同意や追加コンポーネントのインストールを行います。
ターミナルで以下を実行し、Xcodeコマンドラインツールが利用可能か確認します。
xcode-select -p
未インストールの場合は以下でインストール可能です。
xcode-select --install
Flutterのインストール
- Flutter公式サイトから最新版のSDKをダウンロードします。
👉 Flutter公式ダウンロードページ - ダウンロードした flutter_macos_***.zip を解凍し、任意の場所に配置します(例:~/development/flutter)
Flutterのパスを通す
ターミナルから flutter コマンドを直接使えるようにするため、パスを通す必要があります。
シェルに応じて設定ファイルを編集します。
(zshの場合)~/.zshrc
export PATH="$PATH:$HOME/development/flutter/bin"
設定を反映します。
source ~/.zshrc
flutter doctorコマンドで確認
Flutterのセットアップ状況を確認します。
flutter doctor
出力例
[✓] Flutter (Channel stable, 3.x.x, on macOS 13.x)
[✓] Xcode - develop for iOS and macOS
[✓] Android toolchain - develop for Android devices
[!] Some Android licenses not accepted. ...
警告や不足がある場合は指示に従って解決します。
flutter createコマンドでプロジェクトを作成
新しいFlutterプロジェクトを作成します。
flutter create my_app
作成されたディレクトリに移動します。
cd my_app
flutter runコマンドでプロジェクトの立ち上げ
シミュレーターまたは実機でアプリを起動します。
iOSシミュレーターを起動(Xcodeから開くか、以下コマンドで起動):
open -a Simulator
Flutterアプリを実行します。
flutter run
初期プロジェクトの「カウンターアプリ」が起動すれば成功です!
まとめ
以上で、MacOS上でのFlutter開発環境構築が完了しました。
- Xcodeの準備
- Flutter SDKの導入
- PATHの設定
- flutter doctorでの確認
- プロジェクト作成 → 実行
これでFlutterアプリ開発を始められる状態になりました。
👉 次のステップとしては、エディタ(VS CodeやAndroid Studio)の設定を行うと効率よく開発できます。
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