WordCamp Kansai 2025
コントリビューターデイ - Plugin -
プラグインの種類
- 全体に公開する
- 100%GPLで作る必要がある
- 自分で使う用で作る
プラグインに対する考え方
- なるべくプラグインは使わずにバニラで使えるほうが理想?
- プラグインが多すぎると大変
- だけどプラグインは独自で切り分けされてるからある意味安全
- 機能拡張が必要なものがあればプラグインの作成・導入を考える
- 昔はfunctions.phpだったが、今はプラグインに切り分けるのが主流?
- 既存のプラグインをコピペして改変する手法もあり
- その場合、メンテナンス・セキュリティ面の懸念が…
- 機能込み込みのプラグインは用途によっては使いづらい…
- シンプルな機能だけが欲しい場合は自分で作っちゃった方が早そう?
- そもそも、なるべくコードは書かない運用がおすすめ
プラグインの作り方
- AIで作っちゃってもOK
- 公開するのであればプラグインチェックを通す
- セキュリティ
- AIに聞きながらやると良さそう
- パフォーマンス
- AIに聞きながらやると良さそう
- アップデート・メンテナンス
- シンプル・小さく作ることで、本体バージョンアップなどの影響を受けづらい
Telex便利だよ!
意外な落とし穴?ECサービス内のWordPressを扱う上での注意点
なぜECサービスにWordPress?
コンテンツマーケティングの重要性
ECサイトでは商品を売るだけでなく、情報発信が重要
→WordPressは最適なツール
- ブログ記事でSEO対策
- 商品の使い方・活用方法の紹介
- ブランドストーリーの氷解
商品ページだけでは足りない理由
商品ページの限界
「ラーメン」で検索すると位置情報から近所のラーメン屋が表示される
「チャーハン」で検索するとチャーハンを食べられる店ではなくレシピが表示される
- 商品情報の羅列になりがち
- クエリの幅が限定的
- 検索意図の初期段階を取りこぼす
各サービスの連携方法
- makeshop:パターンA
- 別途用意したサーバーとリバースプロキシで連携
- 自由度が高い
- futureshop:パターンB
- サービスが用意したサーバーにWordPressを展開
- 専用サーバーに独自の制約がある可能性
パターンA
- WordPress連携は初期費用のみ
- サブディレクトリ名が固定
- リバースプロキシ
- 自由にサーバースペックを選べる
- プレビュー時に設定が必要
パターンB
- CMSサーバーオプションとして初期費用・月額費用が必要
共通の注意点
- コンテンツとして独立させる
- 商品ページへの補助として機能させる
運用チェックリスト
- コンテンツ運用の立ち位置を決める
- デザインの共通度を決める
- WordPress本体・プラグインの更新
- バックアップの実行と復元テスト
WordPressコミュニティがもたらす変化 ーWordCamp・Meetupが事業に与えている影響ー
参加して得たこと
- 実務に直結する知識・トレンドのキャッチアップ
- 新機能・プラグイン・セキュリティ対策のことなど、「実務に直結する知識」を得ることができた
- ブロックエディタ・ブロックテーマに関する知識が身についた
- 人との繋がり
- 共通の話題で話せる人との繋がりができた
- 業界の先輩・仲間など
- 自分のスキルやリソースを超えるものについて、相談できる繋がりができた
- 自信を持って営業できるように
- テーマ開発者、プラグイン開発者と直接あって話せる!
- 登壇やLTなどからの経験
- 登壇やLTの経験から信頼を得て相談をいただくことが増える
- お仕事や別の登壇機会アウトプットすることによる成長機会
- 共通の話題で話せる人との繋がりができた
コミュニティが自社の事業展開に与えている影響
-
以前までの状態
- 下請けの仕事
- WordPressに詳しくないディレクター
- 古い制作手法をとらざるを得なかった
-
このとき考えていたこと
- 下請けでは元請けの意向に従う必要がある
-
直受けにシフトすべく法人化
旧来のWordPressからリニューアルを行い「便利になった」とのお声をいただいた
保守管理も適切に行うことでセキュアな運用ができるようになった
今後どのように貢献していきたいか
- 新しい方にWordPressコミュニティを知ってもらう
- WordCampやMeetupで学んだこと・情報のシェア
- 来年もスポンサーとして…
登壇資料
これからの「Webデザイン」の話をしよう~デザイナーの私が考えるブロックテーマへの対応で変わりゆくデザインの価値~
これまでの作り方
クラシックエディタ
クラッシックエディタでオリジナルデザインをつくるメリット
- 圧倒的自由度とカスタマイズ性
クラッシックエディタでオリジナルデザインをつくるデメリット
- 編集の不自由
- テンプレートファイルはユーザーが編集できない
- ユーザーはお知らせ投稿しかできない
- 業者がいないとテキストすた変更できない
CMSやWordPressで作るメリット
技術知識がなくてもサイトを更新できる
ブロックテーマ
ブロックテーマとは
FSEに対応したテーマのこと
フルサイト編集とは
投稿や固定ページだけでなく、サイトの全体を管理・編集できる
これからの作り方
ブロックテーマにおけるデザイン
デザインカンプは模型
デザインカンプは試作品
固定された縦横比でのピクセルパーフェクトに意味はない
Webサイトはもっとフレキシブル
デザインが足枷になっていないか?
クラシック → ブロックで変わること
アクセシビリティについて考えよう
- ダークモードを配慮したデザイン
- コントラスト比を意識する
サイト内で使われるデザインパターンを考えよう
- サイト内で作られるスタイルガイドを作る
現場に居合わせ、感じたことをデザインに落とし込もう
- デザインをする前に、さまざまな現場に同行して何をしているのか?見て聞いて体感しました
- デザイナーは、五感を使って言語化する力を持っているのではないか?
- 表現者であると共に理解者であろう
エンジニアや開発者、さまざまな人と交流して知見を広げよう
ブロックテーマ実践記 – 本当に使いやすいWordPressの作り方
登壇資料
LT
WordPressテーマのテスト可能設計
自動テストとは?
- あらかじめ定められた手順によって自動に関数などの動きを確かめてくれる
- 同じデータAを渡したときに、DBや設定によってBだったりB'が帰ってくるような項目は自動テストできない
つまり、function.phpに書くような関数はそのままでは、ほぼ自動テスト不可能
なぜテスト可能設計か?
- 予期せるところに影響があってもテストがすぐ以上を教えてくれる
機能によって関数を切り分ける
- 表示に関する処理をプレーンPHPに切り出す
- カードを一覧表示するテンプレート
テスト可能設計(関心の分離)の使い所
- クラシックテーマからブロックテーマに移行したい
- バージョンアップ対応
- ロケールで表示形式が違う
プロンプトに「関心の分離」「単体テスト」と入れればLLMがいい感じにやってくれる
登壇資料
Evernoteでクラウドなスタートアップアプリ
療養担当規則
Webサイトを持つ全ての保険医療機関は、「施設基準」を掲載することが義務化された
守らないとどうなる?
- 「お叱り」ではすまない
- 「診療報酬の返還(返金しなさい!)」という罰則規定
掲載すべき情報はシンプル
「届け出ている施設基準の一覧」を載せるだけ
院長に聞け!
ではWebサイトへの実装はどんな?
- 「施設基準の一覧」という文言を掲載
- そのページへのリンクを貼る
制作者の役割としてコンプライアンスも必須
最新のルールをディレクションサイドが知っておくべき
まとめ
ディレクションサイドが正しく提案できればクライアントの信頼を得られる
専門家としてクライアントにとって不可欠なパートナーになってください
とってもレガシーなテーマ開発をしていた私が、初めての公式テーマと有料テーマ開発を通して学んだWebサイト更新担当者の気持ち
昔ながらの制作方法の経験
- page-**.phpで作ることが主流
- ページビルダー時代
- カスタムフィールド職人時代
公式テーマと有料テーマ
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ThemaHandbookを読みながら最低限公式テーマとして登録できるものを目指す
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無事登録され、目的は達成
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使う視点からWordPressってこういうものだよねって認識ができた
-
有料テーマを作ってる途中
- 「作る→使う→改善」のサイクルで機能を1つづつ作っている
- 作ることがものすごく大変
- 画面上の1つ1つ全ての要素が管理画面で更新できる
- 作る側は大変
- 更新する人にとって、とても便利な機能
ブロックエディタ中心の制作
デザイナーなしでやってみた
- マーケ
- 社内調整
- 要望を制作に伝える
- 自分
- 使い方アドバイス
- 追加機能開発
- ちょこっとだけCSSを記述
デザインの戻しがなく、クライアントの社内がものすごくホームページに関心を持ってくれた
実際にWebサイトを触る人を中心にした制作が、一番楽しく、一番ためになった
WordPress で稼ぐな、WordPress を「使って」稼げ
登壇資料
触れるけど壊れないWordPressの作り方
登壇資料
現場で遭遇した「編集できないWordPressサイト」をブロックエディター対応にした話
登壇資料
知らん巨大なプラグインだ……生成AIを活用して乗り切る
登壇資料
配信アーカイブ