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【応用情報学習メモ】テクノロジ系 > ネットワーク(データ通信と制御)
Power Line Communications(電力線搬送通信)
- 電力線をデータ通信回線として利用する技術
- 数Mbps~数百Mbpsのデータ通信が可能
- 450kHz以下の周波数を用いるものを低速PLC、2-30MHzを用いるものを高速PLCと呼ぶ
L2
CSMA/CD
- 初期イーサネットLANで使用されていたアクセス制御方式
- イーサネットフレームを伝送したいPC端末はケーブルの通信状況(電気信号の状況)を確認し、フレームが伝送されていなければ自身のふれムーを送信する
- 不楠機が同時に送信してデータが衝突した場合(コリジョン発生)ある時間を待って送信をやり直す
- ケーブル上に電気信号が流れていないかを確認
- フレームの伝送を開始
- 他の端末からの信号を検出したので送信を待つ
- ケーブル上で信号が流れていないかを確認し、フレームの送信を開始
- 複数の端末が偶然にもフレームを同時に送信したことでフレームの衝突が発生
- 端末はフレームの送信を中止して、ランダムな待ち時間を待ち、送信を再び開始
レイヤ2スイッチ
- OSI基本参照モデル第2層のデータリンク層で動作するネットワーク機器
-
ブリッジ(Bridge)
レイヤ2スイッチと同じ動作を行う。データリンク層を認識し、通過するフレームのヘッダ上のMACアドレスに基づいて転出するポートを判断する。
ちなみに
-
リピータ
SI基本参照モデル第1層の物理層で接続し、データ伝送中に弱くなった電気信号を増幅することで、データの伝送可能距離を延長するLAN間接続装置 -
ゲートウェイ
OSI基本参照モデルの全階層を認識し、主に4層より上で異なるネットワーク間の変換を行う通信機器 -
ルータ
OSI基本参照モデルの第3層のネットワーク層で接続し、通過するパケットのIPアドレスを見てパケットを最適な経路に中継する通信装置
プロキシサーバー
- インターネット上でのデータのやり取りを仲介する役割を持つサーバー
フォワードプロキシ
- クライアント(ユーザーのデバイス)とインターネットの間に位置する
- Webブラウザの代理としてクライアントからのリクエストを、代わりにインターネットへ送り、そのレスポンスをクライアントに戻す
-
匿名性の確保
クライアントのIPアドレスを隠し、プライバシーを保護 -
セキュリティとアクセス制御
社内ネットワークからのアクセスを制御し、不適切なコンテンツへのアクセスを防ぐ -
キャッシング
よくアクセスされるコンテンツをローカルに保存し、応答速度を向上
リバースプロキシ
- 一つ、または複数のサーバーの前に位置し、Webサーバーの代理としてインターネットからのリクエストを受け取って、それをバックエンドサーバーに転送する
-
負荷分散
複数のサーバーにリクエストを分散し、システムの可用性と耐障害性を向上 -
セキュリティ
バックエンドサーバーのアイデンティティを隠し、不正アクセスから保護 -
SSL終端
SSL/TLS暗号化の処理をリバースプロキシが担い、バックエンドサーバーの負荷を軽減 -
キャッシングとコンテンツ最適化
コンテンツをキャッシュして高速に提供したり、特定のクライアントに最適化したコンテンツを提供
ルーティング
最長一致(ロンゲストマッチ)検索
- ルータは、ルーティングテーブル内に宛先アドレスに合致するエントリが複数ある場合には、プレフィックス長が最も長いエントリを選択する
セション層
- データの送受信管理や、コネクション確立・データ転送のタイミング管理を行う層
無線LAN
通信方式
アドホックモード
- アクセスポイントを使用せず無線LAN機器同士が直接通信
- IBSS
- ゲーム機で通信対戦する時などに使われる
インフラストラクチャモード
- アクセスポイントを使用して無線LAN機器同士が通信を行う
無線LANの規格 IEEE802.11
- 伝送規格はIEEE802.11b/11a/11g/11n/11ac/11ax/11beで定義
- セキュリティ規格は802.11iで定義
- QoS関連の規格は 802.11e で定義
- 主に使われている無線LANの伝送規格は、IEEE 802.11ac と IEEE 802.11ax
- IEEE802.11beが最新規格だがまだ策定中...
無線LANに接続するときのステップ