衝撃のCopilot Studio発表!demo版の裏側で使われている技術を解説します!
MS Ignite 2023にてCopilot Studioが発表され、その可能性の凄さにX(Twitter)がどよめいています。
こちらがCopilot Studioの動画です。
Copilot Studioとは
Copilot Studioは、Microsoftの各サービスとノーコードで繋げて、ウェブアプリやデータパイプラインを構築できるサービスです。
Copilot Studioを利用することで、ユーザーは、プログラミングをせずとも、以下のようなサポートシステムを構築することができます。
- 営業担当者が、顧客のニーズに合わせて提案書を作成するためのサポート
- デザイナーが、デザインを作成するためのサポート
- コールセンターのオペレーターが、顧客の問い合わせに対応するためのサポート
Copilot Studioのdemo
Copilot Studioのサイトは以下のURLになります。
Copilot Studioを試すにはMicrosoft 365 E5という月額45000円のプランに入らないといけません。
Microsoft365で企業アカウントを作り、会社のメンバー的な人に個人アカウントを発行する必要があります。
ただ、demoは「Try a demo」をクリックして無料で利用することができます。
Copilot Studioのdemoの裏側で使われている技術
demoでは任意のサイトURLを入れることでボットが構築できます。
株式会社piponのホームページを入れてボットを作ってみましょう。
URLを入れるとマイクロソフトのプライバシーステートメントに同意する必要があります。
これだけでもうチャットボットが構築されています。
試しに「piponはどんな事業をしていますか?」と質問してみました。
piponの事業説明と、その回答をした参照ページがボットから回答されました。
URLを入れただけで、このボットが出来てしまいます。どんな技術を使っているのでしょうか?
これはRAG(Retrieval-Augmented Generative)という技術を使っています。
- Retrievalは検索
- Augmentedは拡張
- Generativeは生成
という意味で、そのままの意味で検索拡張生成です。
サイトの情報を抽出してベクトルデータベースに入れたあと、ユーザーの質問から該当箇所を抽出して、その情報をもとにLLMが回答を生成する技術です。
実はpiponでは、社内の問い合わせに対応するチャットボットを構築できることをプレスリリースで発表しました。まさにこのdemoで作ったようなボットを、社内に構築して、問い合わせに対して人ではなく、AIが回答する体制を構築します。
Copilot Studioのdemoを触ることでRAGという技術がどのようなものかを体感するのに非常に良いと思います。ぜひ、ご自身のお好きなサイトを入れて、RAGという技術の素晴らしさを体感してみてください^^
もちろん、株式会社piponでも技術でお困りのことがある方はオンライン相談が可能です。
こちらから会社概要資料をDLできます!
お問い合わせ内容に「オンライン相談希望」とご記載ください。
株式会社piponでは定期的に技術勉強会を開催しています。
ChatGPT・AI・データサイエンスについてご興味がある方は是非、ご参加ください。
株式会社piponではChatGPT・AI・データサイエンスについて業界ごとの事例を紹介しています。ご興味ある方はこちらのオウンドメディアをご覧ください。
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