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Microsoft Azure Administrator Associate (AZ-104) 合格体験記

2024/03/09に公開
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はじめに

AZ-104に合格したので、試験や勉強方法を共有します。

受けた人

  • 自社ソフトウェア製品の保守開発エンジニア。
  • Azureは業務では使わない。趣味で少し触った程度。
  • AZ-900は取得済み。

AZ-104とは

  • Azureの管理者向けの中級資格です。
  • 有効期間は1年間です。
  • こちらのサイトが、AZ-104の位置づけや勉強教材についてまとめてあり、参考になりました。Azure資格全般についてもまとめており、別のAzure資格を狙う人にもおすすめです。

試験形式

私の場合です。受講毎に多少変わるようです。

  • 問題数: 51問
  • 時間: 140分 (説明文確認含む)
  • 受講場所: テストセンター or 自宅
  • 合格条件: 1000点満点中、700点以上で合格
  • その他: 試験中はMicrosoft Learnを閲覧可能

試験結果

  • 勉強時間: 約2ヶ月 (2024/1月~2月末)
    • 1月は平均 0.5~1.0H/日
    • 2月は平均 1.0~2.0H/日
  • 結果: 800点/1000点 (700点以上で合格)

使った教材

演習系

  1. Udemy:模擬試験問題集(400問)

    • Udemyの模擬問題集。80問 × 5セット分。
    • 一番使った。 本試験と類似問題が多く、難易度も同じくらい。多少分かりにくいが解説もある。 これを100%理解しておけば、十分合格できると思う。
    • 模擬試験は最新順(⑤→④→③→...)に重きを置いて取り組んだ方が良い 最新の方が現試験の傾向に即していると感じたため(ARMテンプレートやコマンドに関する問題が多い等)。ただし①~⑤で重複問題は少なく、かつ本試験でちゃんと出るので、最終的には全問題の理解を目指す必要あり。
  2. Microsoft公式の練習問題

    • MS公式のAZ-104サイトにある、無料の練習用評価。1回で50問。
    • やり直す毎に、問題が少し変わるので、2~3回やるとよい。
    • 内容は知識系の問題。1には無い問題もあり、それが本試験にも2問くらい出た。
  3. 徹底攻略 Microsoft Azure Administrator教科書の模擬試験

    • 下記の4で紹介してる参考書についてる模擬試験。60問。
    • 1には無い問題として、BastionやExpressRouteなどがあった。難易度は同じくらい。解説がわかりやすい。
    • 4と同様、用語が古いので注意。

解説系

  1. 徹底攻略 Microsoft Azure Administrator教科書

    • 2番目によく使った。 AZ-104に出るサービスについて網羅的に解説されている。章毎に演習問題もある。
    • 解説が非常に詳細でわかりやすいと感じた。特に試験で問われるサービスの設定手順について、かなり理解が進んだ。VPNやWAN、Backupなど、個人でハンズオンするとお金や機器がかかる部分もイメージが湧いたので助かった。
    • 解説が詳細な分、ボリューム大(500ページ超)。これから始めると挫折するかもしれない。1の問題集をやって苦手な部分をピンポイントで読むような使い方が良いかも。
    • 用語が古い。 "Azure Entra ID" が "Azure AD" となっている等。サービス仕様の解説も古くなるかもしれないので、改版が出るのを待つ方が良いかも。
  2. Udemy:AZ-104 試験対策講座

    • AZ-104に出るサービスについて解説している動画教材。
    • Azureポータルを実際に操作してくれるのでイメージしやすい。また更新も行われており、用語や仕様も最新となっている場合が多い。
    • ポイントを絞って解説してるようで、4よりは詳しくない印象。
  3. Microsoft Learn

    • 公式ドキュメント。無料。
    • サービスの仕様や、ハンズオン付きの試験対策教材もある。
    • 本試験中に閲覧可能。 これで勉強しておけば、本試験を安心して受けられると思う。
    • ただしボリュームがかなり多い&文章がわかりにくいため、知りたいことを探して理解するのが大変。

勉強方法

  • 演習系の教材で問題を解く → 回答の解説を読んで見直し → 苦手なカテゴリを解説系の教材で補強、をひたすら繰り返しました。
  • Udemyはスマホアプリを使えば、隙間時間に取り組めるので便利です。
  • 演習問題は、9割くらいの回答率を安定してとれるようになれば安心です。
  • コマンドやARMテンプレートの問題だけ、試験時にMicrosoft Learnのリファレンスを見る前提で準備しました。Microsoft Learnからリファレンスページの行き方を把握しておきました。

本試験について

  • ケーススタディ、通常問題、Yes/No問題の3種が出ます。一部の問題は見直し不可だったりするので注意。
  • 試験中にMicrosoft Learnを閲覧できますが、慣れてないなら余り頼らない方が良いです。自分は知りたいことを探すことができず20分くらいロスしました。ただしコマンド系問題は、リファレンス見れば一発で解けるので、そこだけ活用しました。
  • 試験時間は、ゆっくり解いて5分くらい余りました。

所感

  • Azureの基本サービスについて、使い方含めてある程度の知識を得ることができました。
  • 実務で自信をもって使えるかは少し不安なので、公式ドキュメントやAzureを実際に触るような学習を継続してきたいと思います。

Discussion

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合格おめでとうございます!
自身のブログ記事を参考にしてくださり、ありがとうございます!