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Web業界について現在見えてることをまとめてみた

2024/02/12に公開

Web業界について現在見えてることをまとめてみた

別にまとめるほどでもないかもしれないけど、意外と業界に入らないと気づかなかったことをまとめました。

webサイトとwebサービスと業務系システムの違い

一般的にweb系と言われた場合、ブラウザでなんかできるサイトを作っているが、サイトとサービスとシステムで、かなり違う分類になると思われる。

webサイト

名刺系のサイト、ブログサイトが分類される
例えば、会社のHPや、個人ブログがここらへんに分類される。

特徴

既存市場が大きい。会社を設立した後に自社のページがないと「え?」ってなるので、会社の数だけ存在する。また、採用ページや告知ページといったパータンもあるので、案件の数も非常に多いが、それと同じぐらいエンジニアも存在する。

使われる技術

html, css, js, Wordpress, astro

webサービス

zennやtwitterやyoutubeやgoolgeあたりがここら辺に分類される。ToCと言われる企業ではない一般市民向けのサービスを提供する人たち。いわゆるweb系と言われるのはここら辺のことをさすと思う。

特徴

技術の移り変わりがエグい。いわゆる強強エンジニアが多い印象がある。近年景気が良い話があったが、最近はだんだん落ち着いてきた印象。

使われる技術

React, Next.js, Ruby on Rails, Ginなど

業務系システム

SIerと呼ばれる会社で開発されるシステムがここに分類される。基本的には一般市民がここら辺のシステムに触れることはない。

特徴

昔からある業界で、物事を1から丁寧に設計し、使っているイメージ。景気が良いとかあまり関係なく、レガシーのあることをレガシーのある言語でやっている気がする。

使われる技術

Java, PHPが多い印象。レガシーのある言語が多い気がする。

どういう人が向いてる?

この三つは似ているようで実情は全然違う気がする。

  • webサイト
    どっちかというと、コンサル業界に近いところがあると思う。技術力よりも提案力とデザイン力がものをいう業界。人と関わることも多いと思うし、独立しやすい気がする。いろんな人に関わりながら、広く浅くやっていくのが好きな人に合っているかと思う。

  • webサービス
    プログラミングオタクが非常に多いと思う。土日は家でプログラミングしながら、「あれはクソ、これもクソ、これは神」と言ったように物事を中間的に見れずに、クソか神の二択に分類する人が非常に多い。ビジネスというより、技術が好きで、レスポンス時間に興奮を覚える変態が向いていると思う。

  • 業務系システム
    webサイトとwebサービスを足して2で割ったような感じ。技術はそこそこ好きだけど、あくまでお仕事としてやっている人が多い。真面目系なお仕事が多いので、資格とかが割と喜ばれて、当たり前な仕事を当たり前にこなすのが得意な人が向いているイメージ。

メリットデメリット

  • webサイト

    • メリット
      一回あたりの仕事のサイクルが早いので、仕事を身につけるのは比較的早いと思う。また、仕事の成果がわかりやすいので「あのサイト作りましたー」っていうのは割とハッタリが効きやすいと思う。また、デザイン力と提案力が身につき、人脈が広がりやすいと思う。
    • デメリット
      技術そのものがあまり求められないので、身につきづらいように思える。また、新規参入者も多いので、サボっていると怖いところもあり、簡単にクライアントから切られる傾向もあるので、安心はできない感が否めない。
  • webサービス

    • メリット
      技術力が正義みたいなところがるので、技術力はいやでも上がる。大手の会社で働いたら圧倒的なステータスを誇示できる。「グーグルエンジニア」的な。

    • デメリット
      さっきも触れたけど、「クソか神」でしか物事を判断する人が非常に多いため、なんか殺伐としている感じが否めない。土日に平気で趣味でプログラミングしている人も多いので、なんか疲れる。

  • 業務系システム

    • メリット
      上流に位置した場合、割と下に仕事投げる感じになるため、デスマーチとは程遠い人になりやすい。大企業であれば、受ける案件も大手なので、ステータスになるケースも多い。また、資格も優遇されることも多いので、頑張りが素直に反映されるケースも多いと思う。

    • デメリット
      多重下請けの下流は基本的に地獄。よくあるブラック企業の典型例になりやすい気がする。また、レガシーのある言語に担当することが多いため、なんかwebサービス系がキラキラして見える時があると思う。

雑記

もちろん上記の話はあくまで傾向であるため、入る会社によって全く異なることも全然あるので、あくまで印象的な感じです。

一応youtuber単位で紹介しとくと

というのが個人的なイメージ。

ここら辺整理することによって、思ったことが
webサイトのいいところは、手軽にできて、人脈を作りやすいのでサクッとこの技術は身につけておきたいと思いました。

自身のキャリアパスとして考えているのは、研究系の分野で起業したいと思っているので、

  • いい感じの研究室のサイトを爆速で作れるようになる(人脈作り)
  • 研究者の卵がweb系の技術を身につけれる教材を作る(情報発信)
  • 研究者が役にたつwebサービスを開発する(コア)
  • 頑張る人を支援するwebサービスを開発する(コア)

という事業内容を持った個人会社を立ち上げたいなぁと思いました。

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