写経していてサンプルと動作が違うときのチェックリスト
はじめに
書籍や動画学習などでハンズオン式で学ぶときってやり進めていくと、サンプルと動きが違うことが結構ありますよね。
今日はそんなときにここをチェックしたら良いというチェックリストを紹介します。
バージョンが合っていない
書籍や動画コンテンツは公開時期から時間が経つとどんどん扱っている言語やツールで新しいバージョンがどんどんリリースされて、今の最新バージョンと書籍などで扱っているバージョンに差異ができることは普通にあります。
バージョンアップで記述方式が変わることはよくあることなので、開発環境に差分がないかまず確認しましょう。
サンプルとDiffをとる
書籍やUdemyなどの動画コンテンツではだいたいサンプルソースが載っていて、ダウンロードしてソースを確認することができます。
どこが間違っているのか目視でチェックするよりも、WinMergeなどのDiffツールで差分チェックしたほうがはるかに早く誤り箇所を見つけることができます。
つづりが間違っていないか
よくある間違いの一つとして単につづりが間違っていないかチェックしてください。
VSCodeなどのIDEを使っていれば、辞書的な間違いは赤線が引かれるなど誤り訂正の機能が入っているのでそれを使うと効率が良いです。
写経をしていると手動で打鍵している分、ミスはどうしても出てしまいます。
記述量を減らす方法としては、HTMLであればEmmetなどがあるのでそういうものを活用しましょう。
記述箇所が間違っている
コーディングしていると複数のファイルを左右に分けて同時に開いたり、複数タブで開くことがよくあると思います。
そうしていると、たまに違うファイルに対して書いてしまうことがあります。
ファイル名からちゃんと正しいファイルに書いているか確認しましょう。
あとは同じファイル内でもHTMLであればdivタグの閉じる箇所が間違うといったこともあります。
まとめ
間違っているところやエラーを解決するのも確かに上達の一歩ではあるんですが、ケアレスミスに対して長い時間掛けてもそれほどの学習効果はないと私は思っています。
写経していて何か問題に直面したら、上記のチェックリストを活用してみてください。
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