挫折しない0円Python勉強法
今までPythonを勉強してきて、うまいこと行かず挫折した経験がかなりあります。
これから勉強を始める方が効率的に勉強できるように、勉強法を簡単にまとめてみました。
1. GoogleColabを使う
プログラミング学習において、初心者が環境構築に時間を使うのは無意味です。
学習はなかなか始まらないわ、インストールでエラーばっかり出て私には向いてない!むり! って思っちゃうわで散々です。
ある程度学習が進んで、Colabじゃできないことに直面した時にAnacondaとかインストールすれば良いと思います。
Googleドライブに入って適当にフォルダを作り、その中にipynbファイルを作成して実行しましょう。
2. 既製品の動くコードを見つける
QiitaでもZennでも書籍でも何でも良いので、誰かが書いたコードを持ってきてColabに作ったファイルにコピペしましょう。
そんなんできるわ!って思うかもしれないですが、意外とここが難しい。
ネットに落ちてるコードはバージョン違いで動かなかったり何やかんやで動かないことが多いです。
じゃあ書籍に書いてあるコードはちゃんと動くんでしょ?となるかもしれないですが、書籍に書いてあるコードもちょいちょい動かないやつがあったりします。
著者が悪いのではなく、バージョン違いだったり、なんかわかんないけど動かないやつもあったりします。
動くコードを探す方法としては、更新日が新しい記事を探してみたり、出版日が最近の本を探してみるのが良いと思います。
私は機械学習を学びたかったので、大学の図書館で5冊本を持ってきて、載ってるコードがちゃんと動くか確認して動くやつだけ借りました。
中には昔の私のように、 「エラーが出た原因について考えて、エラーを解消してみよう!」 と思う方もいるかもしれません。
しかしこれは初心者にとってはかなりの愚行で、時間の無駄です。
エラーを解消するなんてある程度慣れている人でも時間がかかるものなのに、初心者がやったら日が暮れるどころか年単位の時間が過ぎます。
本当にやめた方がいいので、エラーが出たら諦めて別のコードを探しましょう。
3. コードと出力を理解する
実行でエラーが出なければこっちのもんなので、ここからは慣れちゃえば簡単だと思います。
わからない文法をググり、なぜこのコードを書いているのか、なぜこの出力がされているのかを確認します。
とにかくよくわからない部分はググる。
調べてもなんかしっくりこないな〜くらいの部分であれば、後々理解できることが多いので一回流して次のコードに進むのが良いです。
4. コードを少しいじってみる
ここまででコードの全体像を理解できていると思います。
数字を変えてみる、設定を変えてみるなどして少しずつコードをいじってみましょう。
例えばディープラーニングなら層を追加してみる、活性化関数を変えてみるなどです。
既製品のエラーなく動くコードを少しいじるだけなので、エラーも起きづらいです。
さらに自分でコードを書いてみることで理解度もアップします。
5. 以上1~4を繰り返す
この流れを本3冊分くらい繰り返すとみえる世界が変わってくると思います。
例えば、「あ、このコードのパターンか」など進研ゼミ状態になってくると思います。
この世の大抵のものは量をこなすことでパターンが見えてくるようになります。
なので、数回コードを動かしたくらいでできるようにならないのは当然で、「これ本当に意味ある?」 と思いながらも、とりあえず繰り返していくことが重要です。
英語学習とかに比べたらよっぽど成果を感じやすい分野だと思いますが、焦らず気長に学習してみるのが良いかと思います。
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