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Turso + Next.js + CloudRun 構成 実際の費用 2月 & 3月 

2025/03/07に公開

先日下記の構成について投稿したのですが、
低コストというのは実際どれくらい低コストで運用できているのかというのを
公開できる範囲でお見せします。

先日の記事 ↓
https://zenn.dev/pianopia/articles/fc3f4aae2b0273

具体的なコスト

移行前(CloudSQL + CloudRun & Artifact Registry未削除)

これがまずCloudSQLを途中まで使っていた2月のレポートです。これで最小インスタンスです。
途中でインスタンスを破棄しているので、破棄していなければ最終的には、
CloudSQLのみで1500円〜2000円ほど行きそうです。
またArtifact Registryが意外とかかっていますね。
ビルドごとに保存されるのですが0.5GB単位で課金されていきます。
そしてちょっと見切れていますが、CloudRunは1000円ほどとなっているものの、
割引によって7割減となっています。

移行後(Turso + CloudRun & Artifact Registry定期削除)

そしてTurso + CloudRunの最小構成にしてからの今月のレポートです!
すごいですね、ほぼほぼ0に近いです。
これはCloudSQL → Tursoへの切り替えと、
こまめなArtifact Registryの削除による改善になります。
3/3にArtifact Registryの削除を始めましたが非常にコストが改善されています。
一応Cloud Storageも使用しているんですが流石に安いですね。

せっかくなのでArtifact Registryを削除する gcloud コマンドも置いておきますね。

$ gcloud artifacts repositories delete <アプリ名> --location=<リージョン名>

ちなみにTursoは現在無料で使えていますが、ダッシュボードはこんな感じです。
かなり余裕がありますね!

現在のCloudRun アプリケーション数

そして先ほどの請求でどのくらいのCloudRunアプリケーションを動かしているのか、というのがこちらです。
7つのアプリケーションと1つの関数ですね!
この数で先ほどのコストなので稼働率にはよりますが、やはりCloudRunのコールドスタートが効いています。

最後に

見ていただいた通り、かなり低コストで複数のアプリケーション運用ができるようになったかと思います。TursoはDiscordコミュニティでも活発にアップデートされているため、今後より便利になっていくと思います。

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