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Linux kernel & kernel modules with clang-16
clang-15ではWarningだったものが、clang-16では標準でエラー扱いになるように変更されたケースがあるために、そのままではビルドが通らない場合がありました。
またkernelとkernel moduleのビルドで用いるコンパイラを別のものを使う場合には注意が必要です。コンパイラのオプション指定に変更が必要になるなど、手間が増える場合があるので、同じバージョンのコンパイラを利用したほうが無難です。
そこでclang-16のコンパイルオプションを変更することで、エラーを回避します。
コンパイルオプション
以下のオプションを追加することで、問題の回避が可能です。
-Wno-error=implicit-function-declaration
こちらも必要に応じで。
-Wno-error=unused-command-line-argument -Wno-error=strict-prototypes
参照URL
nvidia-graphics-drivers-legacy-390xx-kernel-6-3-with-clang-patch
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