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Android アプリのトレーニングコースについて整理

2023/06/13に公開

概要

  • 英語版と日本語版でTraining Coursesのコンテンツが異なる。より最新の情報に対応し、整理されている英語版を見ることがおすすめ。
  1. Jetpack Composeを利用して開発を行う
    Android Basics with Composeを受講する
  2. 旧来からのxmlのレイアウトファイルを利用してアプリ開発を行う
    Android Basics in Kotlin

初見で混乱したこと

初めてAndroidアプリの開発を行う人に向けて、様々なトレーニングコースが用意されている。
ところが、英語版以外、トレーニングコース一覧サイトのアップデートがなされておらず、どこにどこにコンテンツがあるのか分かりにくい状態になっている。
トレーニングコースの一覧は、以下のサイトで確認することができる。
https://developer.android.com/courses
英語と日本語のサイトを比較してみる。

英語版

日本語版
wow!全然表示されている内容が違うではないか。これは英語版のみサイトが更新されているためである。(インターネットアーカイブにてか確認した。)
Android Basics with Composeを筆頭に、英語版のみに表示されているコースが複数あることがわかる。
Android Basics with ComposeCompose を用いた Android アプリ開発の基礎という名前で日本語化されている。そして日本語サイトの異なるページからアクセスすることができるから、ややこしい。日本語版だけ見ると、コース一覧にはないコースが、スタートガイドからはアクセスすることができるというよく分からない事態になってしまうのだ。
特定のページとは、ヘッダメニューのドキュメントから、
スタートガイド>初めての Android アプリを作成する
をクリックすることで、見ることができる以下のサイトだ。
https://developer.android.com/training/basics/firstapp?hl=ja

「Hello World アプリを作成する」 は、 Compose を用いた Android アプリ開発の基礎のコースのうち、ユニット 1: 初めての Android アプリ/Android Studio をセットアップするにリンクしている。
「Android の基本を学ぶコースを始める」は、Compose を用いた Android アプリ開発の基礎にリンクしているのだ。

このように入口のページによって、異なるコンテンツが表示され、僕はどのページを参照するのがよいか分からなくなってしまい混乱してしまった。
一方、英語版だとそのようなことはないので、安心だ。

結論

何もAndroid開発を知らないズブの素人が勉強するには、以下のようにコースを選べばよい。

  1. Jetpack Composeを利用して開発を行う
    Android Basics with Compose
  2. 旧来からのxmlのレイアウトファイルを利用してアプリ開発を行う
    Android Basics in Kotlin

Jetpack Composeは、今まで必要だったxmlファイルを用いず、Kotlinだけで、UIの実装を行うものだ。新規のプロジェクトを個人で立ち上げるのなら、こちらを利用してもよいと思う。一方、最新のコンポーネントのため、何らかののプロジェクトにアサインされるためにAndroidを学ぶという人は、xmlを利用した今までのやり方を知っておく必要があると思うので、2番がおすすめだ。

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