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Power Automate Desktopでフローの共有 テキスト形式 フロー ID について

2024/08/26に公開

「Desktop フローを実行」アクションをテキスト形式で共有するときの注意点

はじめに

PAD のフローをテキスト形式で共有するとき、フロー ID は環境毎に違うので、そのままコピペすると、

この Desktop フローは存在しません

というメッセージが表示されます。

そこでフローを選び直すとパラメーターの値が消えるので苦労する。までがお約束。


パラメーターの値を維持したまま貼り付ける方法

貼り付ける前にフロー ID をユーザー側で書き換えることで、パラメーターも維持したまま渡すことができます。

事前準備

  1. 呼び出し先のフローは予め作成しておく

確認方法

プレミアムライセンスの有無で確認手順が違います。
ある場合はプロパティから確認できるので楽です。
ない場合は適当なフローにアクションを配置することで確認できます。

  • あり

    1. フローのプロパティを出す
    2. 詳細情報タブを表示
    3. フロー ID をコピー

  • なし

    1. 「Desktop フローを実行」アクションに確認したいフローを設定してコピー
    2. メモ帳などにペースト
    3. フロー ID をコピー

フロー ID を書き換え

LOOP FOREACH CurrentItem IN Settings['sharePoint']
    SET SiteAddress TO CurrentItem['siteAddress']
    SET SitePath TO CurrentItem['sitePath']
    SET Itemname TO CurrentItem['itemName']
    @@flowname: '呼び出したいフロー名'
External.RunFlow FlowId: '<ここにコピーしたフローIDを貼り付ける>' @SiteAddress: SiteAddress @SitePath: SitePath @DownloadPath: WorkDir @ItemNames: [Itemname] @isGetSubFolder: False
END

この手順でパラメーターも貼り付けられます。

OK

前回: Power Automate Desktop でフローの共有 テキスト形式

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