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Hyper-V 上に AlmaLinux 9.3 を インストールする
Linux でも Hyper-V のセキュアブートは有効で使う方がいい
積極的にセキュアブートを活用すると良いんじゃないかな。
Hyper-V の設定
世代の指定
基本的に第 2 世代を選んでおけば良いです。
次のステートメントのいずれかが true でない限り、セキュア ブートのような機能を活用する第 2 世代仮想マシンを作成することをお勧めします。
- 既存の事前構築済み仮想ディスク (VHD または VHDX) を使っていて、UEFI と互換性がない。
- 第 2 世代仮想マシンで実行するオペレーティング システムをサポートしていません。
- 第 2 世代は、使用するブート方法をサポートしていません。
若干読みにくい文章になっていますが、要するにセキュアブートはお勧め。
新規作成ウィザード
- 新規 > 仮想マシン
- 名前と場所の指定: お好きにどうぞ
- 世代の指定: 第 2 世代
- メモリの割り当て
- 起動メモリ: 適当に
- この仮想マシンに動的メモリを使用します: ✅
- ネットワークの構成: お好きにどうぞ
- 仮想ハードディスクの接続: 〃
- インストールオプション: 〃
その他の設定
- メモリ
- 動的メモリは有効のままで良いです。
- 最小・最大は既定値のままでも良いと思います。なんとなく変えてますけど。
必要な分だけ割り当ててメモリを効率的に使用する。
セキュアブートは、仮想マシンの作成時に既定で有効になっています。
Linux でもテンプレートを変更すると普通に使えます。
テンプレート名 | 説明 |
---|---|
Microsoft Windows | Windows オペレーティング システムの仮想マシンのセキュア ブートを有効にする場合に選択します。 |
Microsoft UEFI 証明機関 | Linux ディストリビューション オペレーティング システムの仮想マシンを安全にブートする場合に選択します。 |
オープン ソースのシールドされた VM | このテンプレートは、Linux ベースのシールドされた VM のセキュア ブートを有効にする場合に利用します。 |
- セキュリティ
- セキュアブート
- セキュア ブートを有効にする: ✅ (推奨)
- テンプレート: Microsoft UEFI 証明機関
- 暗号化のサポート
- トラステッド プラットフォーム モジュールを有効にする: ✅ (適宜)
- セキュアブート
TPM は、Windows 11 の要件を満たしている CPU なら使えると思います。
Ryzen 5 5600X は OK
Opteron 3280 は TPM を有効にすると起動できないのでオフにしています。
- その他: お好みで。
Linux の設定
インストールに関しては基本的にお好きにどうぞという感じですが、
セキュリティ設定に関しては書きます。
以下の記事が大変参考になります。
ここでは root アカウントは使用しません。
root でログインはしないし、su
で root に切り替えての操作もしない。
管理者権限が必要な操作はsudo
を利用して行います。
ユーザーの作成は以下に設定します。
- ユーザーの作成
- このユーザーを管理者にする: ✅
root アカウントは使用しないので、
root アカウントは無効になっています
のままで OK
以下 RHEL 9 で追加されたオプション。
どちらも既定値のままで良いです。(推奨)
- root アカウントをロック: ✅
- パスワードによる root SSH ログインを許可: (オフのまま)
その他の設定は適宜。
インストール後に、初期セキュリティ設定を行います。
以上
おまけ
2012 年 06 月 15 日の記事
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