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Power Automate と UiPath の比較 メールの下書き

2024/02/16に公開

はじめに

以前、「Power Automate Desktopでメール 下書きメッセージを作成する」という、結局何も解決していない記事を書きました。役に立たない内容で大変失礼いたしました。
ちなみに、今回も解決しません。

  • Outlookメールを下書き保存するフローについて、自分は使わないので優先順位は低い
  • PowerShellとかVBScriptからOutlookというのは作る気にならないのでナシ

となると、やれることもないので放置しています。

[2024/3/29 追記]
メールの下書き保存ができるようになりました。

https://zenn.dev/pfirsich/articles/fbe87ba3209528


比較

技術とか知見みたいなことは一旦置いといて、PAと、UiPathの違いを紹介したいと思います。

UiPathだとめっちゃ簡単ですよ。「下書き」か「送信」かチェックをつけるだけですから。


UiPath の場合

UiPathは、[下書きとして保存] を Trueにするだけ。
ここの値に変数を使うこともできます。
UiPath
本文にそのままテキストを入れてOK。

UiPath.MicrosoftOffice365.Activitiesパッケージをインストールすると使えます。


Power Automate Desktop の場合

PADは、下書きとして保存するアクションはありません。

無料プランで使用できるアクションはこの辺です。
list

  • メール

    • メールの送信
      1
  • Exchange Server

    • Exchange メール メッセージを送信
      2
  • Outlook

    • Outlook からのメール メッセージの送信
      3
      Outlookのアクションは、PCにインストールされているOutlookを使って動作します。
      新しいOutlookでは動作しません。

プレミアムプランで使用できるアクション。

  • Office 365 Outlook アクション
    • メールの送信 (V2)
      4
      下書き保存できません。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-automate/desktop-flows/actions-reference/office365outlook

↓PAにある、Outlook用の[HTTP 要求を送信します]アクション(アクセストークンの入力が不要で使える)が追加されたらワンチャンありますが。……あるのでしょうか。


Power Automate の場合

標準でHTTP要求を送信するアクションを使用して下書き保存ができます。
アクションとしては用意されていません。

HTTP 要求

本文にはjsonをセットします。

body
{
    "subject": "Meet for lunch?",
    "body": {
      "contentType": "Text",
      "content": "The new cafeteria is open."
    },
    "toRecipients": [
      {
        "emailAddress": {
          "address": "hoge@example.com"
        }
      }
    ]
}

おわりに

ということで、メールを送信するアクションの比較でした。

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