☺️

【初心者必見】最初に覚える基本構文の用語【図解あり】

2024/08/26に公開

はじめに

皆さんこんにちは。
今回はプログラミングで必須の基本構文をご紹介します。

今回ご紹介する基本構文は、変数や演算など、非常に初歩的な内容です。
ですが、メリットや注意点など、利用する上では奥深さがあります。

今回の内容は次のような方にオススメです。

こんな人にオススメ

  • 基本構文の概念や使い方を体系的に学習したい
  • 見本通りにしかコードが書けない

初めて学習する方にも分かるように、丁寧に解説していきます。
プログラミングに慣れてきた方も、是非一度目を通していただけると嬉しいです。

😋 参考書の真似しかできないと感じたら用語の意味を整理しよう♪

変数

まずポイントをチェック

  • 変数は値を入れるための箱
  • 変数には名前を付けられるので、値の名付けになる
  • 変数は再利用可能なので、同じ値を何度も用意しなくてよい

変数とは値を格納する箱

変数とは値を格納する箱です。
この箱に入れることで、値の「名付け」と「再利用」が可能になります。
変数に値を入れることは「代入」と呼びます。

名付けをすることで値の意味が理解しやすくなります。

🍕 例えば、数値の100は100以外に意味を持たず、それが値段なのか身長なのか用途が分かりません。なので100という値を変数に入れ、変数に適切な名前を付けることで値に名付けを行います。priceなら値段、heightなら身長ということが分かります。

😋 用途が明確ではない値は、誤解を与えやすいので気をつけよう♪

変数で値の再利用

続いては「再利用」について説明します。
再利用可能になることで、値を一箇所で管理できるため、無駄なコードを減らすことができます。

🍕 例えば、「身長が120以上か判断する処理」と「身長と体重からBMIを計算する処理」があったとします。どちらも身長を利用する処理ですが、100という身長を処理の度に用意すると、二重管理になり扱いづらくなります。もし身長を100から120に変更する必要が出た際は、二重管理の場合は複数箇所の修正が必要であり、修正漏れの可能性が高くなります。

😋 変数を再利用すると同じ値を一箇所で管理できるので、修正漏れの心配がありません♪

データ型

まずポイントをチェック

  • データには種類がある
  • 種類によって扱いが異なる
  • データ型とはデータの種類のことです。

プログラミングの世界ではデータの種類を厳密に扱います。

🍕 例えば、数値の10と文字列の10は異なる値として認識されます。

データ型の種類はプログラミング言語によって多少の違いがあります。その中でもどのプログラミング言語でも共通するデータ型は、数値型・文字列型・真偽値型です。

😋 データ型は処理結果に影響するので正確に理解しましょう♪

数値型

数値型は、1, 2, 3, -10, -20 のように数値を扱います。
プログラミング言語によっては整数と小数は別のデータ型になっています。

文字列型

文字列型は、“あいうえお”、”HELLO”、”10”のようにダブルクォーテーション(”)やシングルクォーテーション(’)で括った値を扱います。括り文字はプログラミング言語によって異なります。

真偽値型

真偽値は、true、falseのどちらかの値を扱います。
これは、正しいか・間違っているかの表現ですので、値を比較する際によく利用されます。

データ型には上記以外にも複雑な構造を表すものがあります。
プログラミング言語によって呼び方は様々にありますが、クラス型やオブジェクト型などと呼ばれます。
これはプログラミングにおいて必須ではありますが、少々難しいため基本を押さえた後で構いません。

演算

まずポイントをチェック

  • 演算によって新しい値を生成可能
  • 算数の足し算も演算の1つ

演算とは、複数の値を活用し新たな値を生成することを言います。

🍕 例えば、1 + 1 で2が生成される数値型の演算や、 AとBを結合してABを生成する文字列型の演算などです。

演算は扱う値のデータ型が影響します。基本的にデータ型が同じ値を使って演算するようにしましょう。データ型が違うことによって演算結果が想定外の値になったり、そもそも演算できない、といったことがあります。

🍕 例えば、数値の1と文字列の”1″を足し算した結果、文字列の11(「じゅういち」ではなく「いちいち」)になることがあります。

演算に使う+(プラス)などの記号を演算子と呼びます。こちらの用語も併せて覚えておきましょう。

😋 数値の計算と文字列の結合は頻出の演算です♪

繰り返し処理

まずポイントをチェック

  • 同じ処理を何度も行える
  • 繰り返しには回数指定と無限ループの2種類がある

繰り返し処理とは、同じ処理を反復して何度も行う制御構文です。
繰り返しの構文を利用することで、同じコードを何度も書かずに反復処理することができます。

🍕 例えば、生徒全員の名前の後ろに”さん”という文字列を追加したい場合、「名前 + “さん”」を繰り返し処理として用意します。

繰り返しには、回数指定と無限ループの2種類があります。

😋 同じ処理をいくつも作ると、修正が必要になった時に見落としちゃうので、繰り返し処理を活用しましょう♪

回数指定

回数指定の場合は、繰り返しの際にループ回数を指定します。

🍕 例えば、生徒の人数が分かっている場合、人数を回数に指定し、全員や特定の人数を繰り返し処理できます。

無限ループ

無限ループの場合は、条件を満たすまで無限にループします。

🍕 例えば、生徒全員を処理するまで無限ループすることで、人数を指定しなくても確実に全員処理することができます。他にも、ジャンケンに勝つまで繰り返す、これも無限ループの例です。

無限ループの条件に回数を指定することで、回数指定と同じようなことができますが、これはやめましょう。無限ループの構文で回数指定をすると、構文としての意味が曖昧になってしまい理解しづらいコードになってしまいます。

😋 回数指定と無限ループはやりたいことによって使い分けよう♪

条件分岐

まずポイントをチェック

  • 条件に応じて処理を分岐できる
  • 条件は否定形や複合など様々な書き方が可能
  • 条件の記述は複雑にならないように気を付ける

条件分岐とは、条件に応じて処理を分岐する制御構文です。

🍕 例えば、「身長が120以上であればジェットコースターに乗れる」のように、身長を条件として処理を分岐します。

条件はtrueかfalseのどちらかなので、条件分岐では真偽値をよく使います♪

条件分岐は利用頻度が高い反面、理解しづらい構文であることに注意してください。
処理によっては理解しづらくややこしい条件になることがあります。

条件分岐の結果、さらに条件分岐をすることがよくあります。

🍕 例えば、「合計金額は5000円以上か?さらに商品数は2つ以上か?そうであれば割引を適用する」のように、合計金額と商品数で複合条件にすることがあります。

条件が反転しているケースもよくあります。

🍕 例えば、「注文内容にハンバーガーが含まれていないか?そうであればクーポンを発行しない」このように否定的に指定することもできます。

😋 条件分岐は出来るだけ分かりやすい条件になるように意識しよう♪

おわりに

皆さん、お疲れ様でした。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

基本構文の特徴はご理解いただけたでしょうか。
初めてプログラミングに触れる方は難しいと感じるかもしれませんが、徐々に慣れてきます。
慣れてきた頃にまた、振り返ってみてください。

😋 これからもプログラミング学習頑張りましょう♪

Discussion